2013年秋冬メイン展示会の始まりです!

 コート無しで外を歩けるほど、今日は暖かい日になりました。ただ、週末はかなり寒くなりそうです。もう6.7年、風邪も引かず元気に過ごしておりますが、油断は大敵です。

 今週から始まった日本でのメイン展示会。雪の残る東京へ出掛けてきました。

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 新人スタッフ?に、着てもらいました。彼は身長181cm、体重58K、胸囲?で年齢は17歳。まだ大人の服が似合うには早すぎる17歳。実は、息子です。この日、東京で服を買いたいといって、珍しく一緒に出掛けたのです。

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 Three dots(スリードッツ)です。ロサンゼルス生まれのカット&ソーブランドとして、ハリウッドセレブから絶大なる支持を得ているThree dots(スリードッツ)。最近ではカット&ソー以外にニットやシャツまで幅広くコレクションを広げていることは、皆さんもご存知ですね。更に来年は上の写真のようにアウターやコートまで展開しています。デイリーで着ることのできる気軽さが、このブランドの魅力です。

 

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 WOOLRICH(ウールリッチ)のアークティックパーカは、新色が加わりました。

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 ワンランク上のアークティックパーカは、ロロ・ピアーナのストームシステム。遂に出てきましたね。着丈も今季初登場ながら、人気のミドル丈です。

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 最も歴史のあるアメリカのアウトドアブランド「WOOLRICH」は今年で創業180周年を迎えます。イギリス移民のジョン・リッチ2世はアメリカ初のウーレン・ミルズ(毛織工場)をペンシルバニア州に建設。生地の販売からはじまり、ソックスやひざ掛けなどの製品を開発し、次第に評判を得るようになります。その後もハンター用ジャケットやパンツなど多くの新製品を生み出し、やがてアメリカ社会において“原料(羊毛)から製品までの一貫生産を行える、最も信頼ある会社”として名を広めました。ハンティングの際にハンター同士の誤射を防ぐために開発された赤×黒のバッファローチェックは現在もブランドのアイコンとして親しまれています。

 ここでも息子にモデルを頼んだのですが、本人どうやら退屈気味。やはり、この世界の服に興味を持つのは、まだ早いということですね。午後からは、別行動。渋谷へと洋服探しに出掛けてしまいました。

 と言うことで、私一人で向かったのは、BOGLIOLI(ボリオリ)。今回のコレクションから、Marco Re(マルコ・レ)がディレクションの中心になり、今までのボリオリらしからぬ下心見え見えのドラスティツクなものが増えましたが、これも魅力の一つ。ただ、やはり下心は、極力見せたくない私としては、結構コンサバでセレクトするつもりです。

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 オーソドックなフランネルは、やはりブレザーで。今回、気になるのがブラック。フォーマル以外は、全く興味を示さなかったブラックが、今季は何故か気になります。元々、コーディネートの難しいブラックに今季は挑戦するつもりです。

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 BOGLIOLI(ボリオリ)の新しいモデル「ETON」は、ウールをガーメントダイ加工したスリーピースをセレクトです。シャツやタートルネックをインナーにしてノータイスタイルを楽しみたいものです。

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 この生地もいいですね。別珍にプリントすることで、深みのある表情に。ダブルのジャケットが雰囲気でしょうか。

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 コートは、クラシックな大柄のヘリンボーン。形はダブルのチェスターコートでしょう。こちらも決定です。

 今回は、比較的余裕のあるスケジュール。来週、再来週と各ブランドのメイン展示会が始まり、店頭と同様、更に忙しくなりそうです。息子を連れて見るなんてことは、出来そうもありません。今回は息子とのいい時間が持てた東京出張となりました。

 

 


 

江戸へ蕎麦を手繰りに、いや、展示会に行ってきました。

 「蕎麦を手繰りに(食べに)東京に行ってきました!」と、こんな粋なことを一度は言ってみたいものです。

 本当は、展示会のため東京に行き、昼食に蕎麦を食べたと言う話です。近くに美味しい蕎麦やがあるからと案内されたのは、九段の裏道を入ったところにある手打ちそばの「大川や」さん。地元では、なかなか食べる機会の少ない蕎麦。久しぶりに美味しい蕎麦を食べ、展示会報告をそっちのけで、ご紹介してしまいました。

 さて、蕎麦の話をしだすとキリがありませんので、展示会報告に移りますね。まず最初に行ったのは、【BOGLIOLI(ボリオリ)】で、なんと来年の春夏物。まだ、夏も本番を迎えていないのに・・・どうしましょうか?と言うのが正直な気持ちです。来月14日からイタリア・フィレンツェで開催される世界の有名ファクトリーが集結する「ピッティ・ウォモ」。それに先がけてのプレコレクションです。「ピッティ・ウォモ」が終わり、その後、日本の代理店でメインコレクションが始まりますが、今回、イタリアに行きますので、全部で3回コレクションをを見ることになります。ただ、「ピッティ・ウォモ」はショー的要素が高く、生地の豊富さ、価格の設定を考えると、今回のプレコレクションの役割がとても重要になります。皆さんには業界の裏話で、分かりづらいですね。

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 実は、またやってしまったのです。カメラは持っていったのですが、バッテリーが充電されていなく、担当の臼井さんに手間を取らせてしまいました。展示会の準備の際に撮った画像を送っていただきました。蕎麦をご馳走になったうえに、本当に申し訳ありません。

 ボリオリ社の意向で、展示会場は様変わりです。ミラノのショールームと同じように造作されました。写真のイタリア人は、統括マネージャーのGianluca Modena氏。来月、ミラノのショールームでも会う約束をしてきました。

 商品のご紹介は、来月の「ピッティ・ウォモ」を終えて、日本に帰国してから報告させて頂きます。それにしても今日の蕎麦屋さん、美味しかったですよ。泊まりの出張の際には、夜、仕事を終えてから行きたいものです。

   ひょいっと暖簾をくぐる。とりあえずビール・・・・・

   いや、今日は升でもって冷酒をもらおうか。

   季節の小鉢を肴に、ちびりちびりとやりながらもう一杯、

   さて、仕上げはせいろか、粗挽きか・・・・・そば屋ならではの思案酒          

                              (大川や)

 

 

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