ここはどこ? ロンドン郊外、それともエジンバラのカントリーハウス?なんて尋ねてくださればシメたものです。
羽織ったのは、【CORDINGS/コーディングス】のハンティングジャケットです。春夏はリネン素材で大好評いただいた定番モデル。このモデルに対するカシェートバイヤーの思いは強く、今回、思い切って別注生地でオーダーしています。今年の1月のイギリス出張では時間を見つけては、何度もロンドンのショップを訪ねるほどの熱の入れようでした。
“上品、知的、クラシック”。そんな言葉で表現できるグレンチェック柄。スコットランドの伝統的なタータンチェックの一種で、原名はグレナカートチェック。スコットランドやアイルランドで「グレン」は「峡谷」を意味するため、14世紀ごろスコットランドのアーカートという峡谷で、キャロライン夫人に織られたことから、「グレン+アーカート」=「グレナカート・チェック」と呼ばれています。
中でも大きな格子柄をもつものを、グレンプレイドといい、かつてウィンザー公が好んで着用したことから、プリンス・オブ・ウェールズ・プレイドの名がついています。
生地も本格的。
“ハリスツイードはスコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島発祥のツイード生地。ヴァージンウールを使用して、島内で染色、紡績をし、職人の自宅で手織りされている。そしてハリスツイード協会によって決められた厳しい基準をクリアしたもののみハリスツイードと認められる。また認められたもののみオーブの商標が与えられる”
初めて購入したハリスツィードのジャケット。嬉しくて嬉しくて、日に何度も郷ひろみさんのジャケットびらきをしたものです。友人のジャケットを見て「それって、ハリスじゃないね」なんて自慢なんかもして、嫌がられましたね。上の写真、これは嫌味ではありませんよ。裏地のボルドーワインとインにきているセーターの色を合わせていますという、いや、これも自慢でしょうね。着用しているのは【SUNSPEL/サンスペル】。昨日、ようやくカシェートブログに登場しておりましたが、これはかなりの優れものです。ご案内はスーピマコットンのカットソーですが、私が着ているのはウールのクルーネックセーター。着丈もしっかり取ってあり、さすが英国を代表するブランドです。ロンドンにも素敵なショップがありました。一度、試されるといいですよ。正直に言って、イタリアのニットブランドが提案するカットソーよりはるかにコスパが高いはずです。
カシェートの撮影風景です。【Whiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーン】のトレンチコートでしょうか。
昨年のカシェートバイヤーのブログから引用すれば、
“1879 年創業 。乗馬用ウェアーに重宝され有名になった キャバリーツイル の生産から始まり、当時スペシャリストとして、ラグジュアリーブランドに認められるコレクションを数々生み出し、世界に名を馳せた英国の生地メーカーです。日本ではあまり知られていないこともあり、知る人ぞ知る存在でもあります。幾多のブランドを支えてきましたが、現在は自社の製品に力を入れることになり、今季の秋冬初上陸となりました”。
従来のトレンチコートとは一味も二味も違うキャバリーツイル生地。今回、モデル数を増やして展開しております。中にはかなりレアなものもあり、必見です。
こんな写真もありました。英国創業の名門コートブランド【GRENFELL/グレンフェル】。次はいつ手に入るかわからないレアなコート。記念に残しておきましょう!!
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