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Cachette LIFE

いつものポーズが決まらない【WAX london/ワックスロンドン】のネイビーコーデュロイのセットアップでした。

スグルシニアです。

かつてないほどの品揃えで迎える秋です。新しいブランドが増え、以前にも増して店内が狭く感じるカシェート。私の知らないブランドも多く、ジュニアの説明を聞きながら、商品を眺めています。その中で特に気になるアイテムが、

WAX london/ワックスロンドン】という2015年に誕生したロンドン拠点のブランドです。大好物のコーデュロイ。それも次のシーズン展開しようと考えているネイビーのセットアップ。写真はやや紫がかっていますが、もっとストレートなネイビーです。

早速、上下で着てみることにしました。

ジュニアがサイズ38でしたので、私の着用サイズは36。パンツは30を履いています。着丈は短く、肩幅広めのボックスシルエットはワークウェアをイメージしているのでしょう。体に近づけ、上半身に丸みをもたせたクラシコのジャケットとは全く異なる雰囲気です。対してボトムはワイドに使いシルエットをイメージしていましたが、意外にも細身です。

角度を変えて、いつものポーズ。いや、いつもの佇まいにはならないのは当然。全くコンセプトの異なるデザインだけに、新鮮さを感じながらも戸惑いは隠せません。年齢を重ねて馴染んだ服のスタイルがあるだけに、それは当然なことでしょう。ただ、驚くのは価格。ジャケットが35,000円でパンツが22,000円と合わせても57,000円。シャツ感覚の気楽さを持つ…もともとシャツアウターが得意なブランドのようです、なるほどと納得です。それにしても綺麗なコーデュロイ。ジュニアも書いているようにハリのあるしっかりとした風合いと、高密度に織られることによって生まれる美しい光沢。英国貴族が好んで着たコーデュロイをワークに、そしてモダンに表現しています。着込んでいくほどに愛着の湧く、経年変化を楽しめるアウター感覚のセットアップスタイル。ぜひ、袖と脚を通してみてください。

 

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