2009.12.13
久しぶりに、伊のバッグブランド・OROBIANCOの登場です。
今まで数シーズンに亘って、GLORY GUYでもON/OFF問わず様々なモデルを展開してきた人気のOROBIANCOですが、同じ伊のバッグブランド・FRANK DANIELを中心にバイイングしたので、今季に限っては一時お休みをいただいておりました。
慣れ親しんだブランドだけに、お問い合わせも多く頂いておりました。その度に心苦しい想いをしてきましたが、その要望に応えるかたちで、この時季には珍しいOROBIANCOの新作が入荷しました。
アウターにポケットが沢山付いているからと言っても、何でも詰め込むのは良くないですよね。
やはり、装いはスマートでなくては。
最近では、僕達が勧めている通り、ポケットに物を入れたりせずバッグを携帯するというスタイルも浸透してきたせいか、小さなショルダーバッグの要望は多く頂いておりました。…しかし、自分で言いながらも肝心のバッグをご用意できていない事実…申し訳ございませんでした。
そしてこの度、スマートに服を着たいという皆さんのお洒落に対する志の高さに応え、デザイン・素材・色どれをとってもスタイリッシュなバッグが入荷しました。
ワンショルダーでサラッと軽快に、斜め掛けでもベルトをタイトに絞ってピタッとスマートに。勿論、腰巻きは厳禁です!!
ナイロン×レザーのコンビネーションや2トーンカラーのキャンバスベルト、インナーの柄も個性的でとってもお洒落。ベルトを短くしても、背負う時に前で簡単に止めることが出来るように、シートベルトのようなフック式になっていて、使い勝手も◎。
色は4色。左写真の手前からネイビー・ボルドー・ブラウン・ブラックです。リモンタナイロンの独特な光沢感が、艶やかでとても美しい雰囲気を醸しています。
MODEL:AUGUSTINO
PRICE:¥19,950
COLOR:BORDEAUX・NAVY・BLACK・BROWN
2009.12.09
毎年の事ながら、ハラハラさせられました。
遅くても11月初旬から中ごろの入荷を見込んでいたのですが、何ともそれを大幅に上回る12月に入って、ようやくの入荷です…キャンセルにならなかっただけましなのかもしれませんが、大変お待たせしました。
工場規模もそれほど大きい訳ではなく、そこに世界中からの発注が集中するため、納期通りにはなかなか生産が追いつかないのだとか(担当者いわく、去年より工場規模を拡大し、納期スピードがかなり改善されたとのことでしたが、やっぱりでした…)。
希少なシェットランドウールを使い、職人さんが全て手作業で生産しているのだから、このクオリティーを保つ為には仕方のないことですね。これが増産化のために全て機械編みになってしまったら魅力がなくなってしまうわけで、歯がゆいところですがちょっと我慢ですね。
僕達にとっても、納期がこれだけ遅れても、いつになっても絶対に入荷して欲しいと思えるほど大好きなブランドで、価値も十分にあるアイテムなんです。
今季はベストタイプのみで3型の展開。
全てスコットランド伝統のフェアアイル柄で、インナーに合わせるベストらしく個性的な色柄を選びました。ピ-コートなどのカジュアルスタイルから、ジャケットでのタイドアップなど幅広くコーディネートできるのも魅力。
パンツは、ウール・コットンの両スラックスからチノパンツまで、こちらも合わせ方自在で、それぞれにいろんな表情を持たせられるオールマイティーなアイテムです。何か足りないという時に、アウターやジャケットなどの主役を引き立たせてくれる「名脇役」といったところでしょうか。
PRICE:¥19,950
COLOR:レッド系・ブラウン系・ホワイト系
SIZE:36・38
2009.12.07
引き続きモンクレールです。
こちらは、ダウンジャケット特有のモコモコしたキルティングがまったく表に出てこない、スタイリッシュな「大人MONCREL」の【LORIENT】(写真左)と【CHERBOURG】(写真右)。
表面にはMONCLERのアイデンティティーとも言える「le coq」マークがなく、スポーツブランドにありがちなロゴマークを無くすことで、アウトドアブランドとしてのMONCLERというイメージを、モードなハイブランドとして印象付かせた大人なデザインとなりました。
ウィンターマリンという言葉が、とってもピッタリな両者。
コーディネートもズバリ。ホワイトパンツにシルバーグレイのタートルネックというゴールデンコンビで、両者とも憎らしいほど爽やかな感じにしてみました。
アウトドア感の全く感じないデザイン性で、胴・腕廻り、着丈のバランス...どれをとっても見事なサイジング。写真右の【CHERBOURG】はショートコートタイプで、細身のシルエットながらジャケットの上からでも着用可能なため、ON/OFFで十二分に存在感を出してくれるでしょう。
MODEL:CHERBOURG
PRICE:¥149,100
COLOR:NAVY
SIZE:1・2
そして、ピーコートタイプの【LORIENT】(上写真左)。
前述の通り、ダウン特有のモコモコした着膨れ感がまったくないので、アウターと言うよりは、ピーコート+ジャケットの「ピージャケット」として着こなしも自由自在にできる訳です。
このふたつのモデルの特徴は何と言っても襟元。インナーに取り付けられた襟は、襟から前身頃まで帯状で一つつなぎになっていて、着脱も可能。スタンドカラーのように見せるデザイン性と、寒いときは首元を暖め、春先には外してスッキリといった便利な機能性はさすがです。
MODEL:LORIENT
PRICE:¥178,500
COLOR:NAVY
SIZE:1・2
2009.12.06
ついに冬到来です。外は北風が冷たく、アウター無しではいられません。もう12月なのに、ご紹介できていない物があって、少し焦り気味です。今週は、頑張って紹介していきますね。
やはり、この時季から活躍するのが、ダウン。ピューテリーやカナダーグースと共に今やグローリーガイの顔になっているモンクレール。このブランドの歴史はダウンの中では、古く、1952年の創業です。イタリアのカラコルム登頂隊、1955年のフランスマカル登頂隊そして1964アメリカのアラスカ遠征隊など、世界の登山家に絶大な支持を得ています。1968年第10回冬季オリンピックでは地元フランスチームの公式スポンサーにも認定されフランス代表選手が着ていたトリコロールのモンクレールのダウンは世界の注目の的 でした。このオリンピックからフランス国鳥である”おんどり”がシンボルマークとして商標登録されたのです。
1980年代になって、パリのセレクトショップなどで扱われ、モードとして脚光を浴びたのです。ちょうど私が学生時代、スキーウェアとして憧れのブランドであり、当時、メンズファッション誌に載ったモンクレーのダウンジャケットを着たフランスの学生達は本当に素敵でした。今は「モンクレール」と呼びますが、この頃は、まだ「モンクレー」と「ル」を付けていませんでした。いつから「モンクレール」と呼ぶようになったのでしょうか。記憶は曖昧です。10年近くモンクレールを扱っているのですが、フランスの会社からイタリアへと移った際に、呼び方が代わったのではないでしょうか。Rの発音を「ル」と発音するのはイタリア語とスペイン語(これも曖昧ですが・・・)。イタリアのブランドに代わってからはコレクションの内容もスポーティな物からエレガントな物まで幅広く展開されるようになったのです。
そして、今回ご紹介する”ARCS"は当時のモンクレーと昔の名で呼ぶにふさわしいモデル。肩の白の切り替えが特徴で、襟元のフード収納ファスナーと裏地の白が、アクセントになっています。胸元のファスナー付きミニポケットも便利です。表素材のナイロンもマットで柔らかく、ダウンの分量も程よく抑えてあり街着で着るには、最適なジャケットに仕上がっています。
COLOR:NAVY SIZE:1 2 PRICE:¥119700
2009.12.03
CANADA GOOSE最後のモデルは、一昨年登場したばかりの新作【MANITOBA JACKET】です。
ミリタリーの定番M-65をベースにしていて、いつの時代でも男なら誰もが好きになってしまうほど、不動の人気を得ているのがこのM-65モデル。そして、それをモチーフにブラックの単色でシャープ仕上げた"都会派CANADA GOOSE"として、大注目を集める人気モデルです。
【MANITOBA JACKET】には、他のモデルとは大きく違うところが幾つかあります。
一つは素材。通常はアークティクテックという撥水・防水で耐久性に優れた素材を使っています。しかし、このモデルはリップストップナイロンという引き裂きに対する強度の強いナイロン生地を使い、光沢のあるスポーティな表情を見せています。
もう一つは、左肩のロゴワッペン。定番のワッペンは、赤や青のカラフルな色使いが特徴でしたが、こちらは表地のナイロンと同色の黒に合わせ、シャープな印象に。
今まで、アウトドアやアメカジの印象が強く出ていましたが、タイトなフィッティングとシャープなナイロン素材で、土臭さとは無縁の"都会派"ミリタリーウエアとして、新境地を切り開いたモデルになりました。
特殊素材のリップストップナイロンは、重くなりがちな黒を独特の光沢感で、艶やかな明るさにしてくれます。沈んでしまうような暗さは皆無です。
MODEL:MANITOBA JACKET
PRICE:¥73,500
COLOR:BLACK
SIZE:S・M