2010.01.20
再び、マリオ・ムスカリエッロのご紹介です。今回はシャツジャケット。店頭でも既に動きの出ている人気アイテムです。羽織ると良く分かりますが、彼らが最もこだわる魔法のようなフィッティングに驚かされます。シャツジャケットも製品が出来上がるまでに6工程のハンドワークが施され、マシーンメイドのものとは比べようも無い着心地感。型はシングル2釦できちんとした印象も与えてくれますので、夏場の様々なシーンで活躍しそうなシャツジャケットです。
まずは、リネンのシャツジャケットから。前回ご紹介したカプリシャツと同素材で同じ柄、色はブルーを選びました。同じ素材、柄そして色なのにシャツジャケットになると、また雰囲気が変わります。インナーはシャツよりTシャツやポロシャツなどのカットソーが似合いそうです。リネンのシャリ感が夏の日差しを遮り、汗ばんだ肌を冷やしてくれます。
使われている釦も、素材と相性の良い貝釦。袖口は切羽になっていて、折り返して着ることもできます。
素材:リネン100%
PRICE:¥64,050
SIZE:42・44・46・48
そして、最も着まわしに便利なネイビーをご用意しました。モデルは同じく2つ釦、スリーパッチ、サイドベンツです。ノータイのシャツスタイルに一枚、このジャケットを羽織るだけで、ずいぶん上品になります。ON、OFFどちらにも活躍しそうです。
色をネイビーと、ご紹介しましたが、やや藍色に近い紺です。写真とは少し異なりますが、とてもよい色です。
素材:コットン100%
PRICE:¥59,850
SIZE:42・44・46・48
まだまだ寒いので、ボディに着せての撮影になりましたが(皆、寒がりです。すいません。)、もう少し暖かくなったら、コーディネイトをして、ご紹介しますので、楽しみにしていてください。
2010.01.18
今季のGLORY GUYも、新しく取り扱いを始める新規ブランドが多く、それらを皆さまにご紹介できるのがとても楽しみです。
光沢のあるバックルに、艶やかな革が非常に印象的なこちらのベルトも、今季から取り扱いを始めた新ブランド、【WILLIAM】のもの。
【WILLIAM】は、1930年に伊・ミラノ郊外のオノーレにて、ベルトを中心とした革小物のファクトリーとして創業しました。
永い歴史を持つ老舗でありながら、各ニーズに合わせた特注の型押し加工や、最新のレーザー加工技術など、確かな技術力で各メゾンの細かなリクエストに応えることができるため、パートナーとしての信頼も高く、欧米を初めとした超一流ブランドのOEM(発注先ブランドの製品を製造すること)を数多く手掛けています。
品質のこだわりは細部に及び、コバ塗りや張り合わせ、裏材のチョイスなど、目立たない部分でも一切の妥協を許さない徹底振り。外部生産に依存せず、革のなめしやバックルの鋳造まで、首尾一貫して完成までを同社で行うイタリアでも稀有なファクトリーなのです。
こちらは、カーフのプレーンベルト(左奥がブラック、右手前がダークブラウン)。
キメ細やかな革の艶感とバックルの光沢がとっても印象的なベルトです。これといったデザインがあるわけでは無いのですが、見るからに上品さや重厚感のある風格を感じさせます。
PRICE:¥14,700
SIZE:80・85・90・95
COLOR:BLACK・DARK BROWN
そして、こちらはカーフのメッシュベルト。
少し分かり難いので、写真をクリックして拡大写真でご覧ください…スイマセン。
メッシュですが、完全な編み込みではなく、表側の表面部分だけを編みこんでいるので、メッシュの特徴でもあるゴツゴツした表情はありません。そのため、スーツスタイルにも合わせ易く、毎回同じで退屈なONスタイルのベルトに、光沢のあるバックルとメッシュレザーがアクセントを加えてくれます。
SIZE:80・85・90・95
COLOR:BLACK・DARK BROWN
2010.01.17
そして、定番のこちらもお忘れなく。
好評だった昨シーズンに続き、今季もワイドカラーとボタンダウンのロイヤルオックスフォード生地で白無地をご用意致しました。
こちらのアイテムに関しては、以前にもクオリティーの高さを詳しくご紹介したこちらをご覧いただければ、【MARIO MUSCARIELLO】のすごさを充分にわかっていただけると思います。
ただ、本当の良さは、触れて着ていただいて初めて感じ取れることだと思うので、皆さん、ぜひお店に足を運んでいただき、細部の細かいディテールや着心地を体感してください。
MODEL:TOTO
PRICE:¥32,550
SIZE:37・38・39・40・41
2010.01.17
今回も、引き続き【MARIO MUSCARIELLO】のカプリシャツです。
今季のトレンドとして、大きな柱でもある「リゾート」というテーマにピッタリなアイテム。
前出の同モデル・同素材ですが、こちらはクレリックカラーのストライプバージョン。ちょっと垢抜けた印象で、真夏の太陽の下で、特に栄えるのではないでしょうか。
リネン100%生地にウォッシュをかけて、適度なシワを入れることで、きつい感じになりがちなストライプもどこか柔らかな印象です。
真っ直ぐなストライプ柄なのですが、ウォッシュによるシワがいい具合に働き、ラインが波打っているような「よろけストライプ柄」に見えるんです。リゾートな感じのするラフな表情が、またいいですね。
ラベンダー色は、パープルほどきつくないので、いくら夏でも派手な色は照れるなぁ…という方にはぜひお勧め。控えめですが、しっかりとした存在感のある色です。
毎年、マリンスタイルを象徴する色として、大人気のネイビー。言わずと知れたマリンスタイルの定番で、クレリックカラーが良い味付けをしてくれています。
MODEL:POLO LINEN 100%
PRICE:¥34,650
COLOR/SIZE:LAVENDER…S・M・L
NAVY…XS・S・M
2010.01.16
新作紹介の第一弾として、とっても相応しい新ブランド【MARIO MUSCARIELLO】の登場です。
新ブランドと言っても、'09AWでドレスシャツを少しだけ入荷させていたので、正しくは2シーズン目ですが、ドレス・カジュアル共に揃えて、コレクションでお見せできるのが初めてのシーズンとなります。
今季のGLORY GUYでも、最も注目しているブランドの一つで、期待度も高いブランドなのです。
まずご紹介するのが、こちらのリネン100%・七分丈プルオーバーシャツ。
こちらが【MARIO MUSCARIELLO】を代表する「カプリシャツ」というモデル。イタリア南部のナポリから程近い、青の洞窟で有名なリゾート地・カプリ島をイメージしたエレガントなリゾートウェアです。
当BLOG愛読者なら、ご存知の方もいらっしゃいますが、ドレスシャツは9工程のハンドワークを駆使していますが('09.08.07更新BLOG参照)、こちらはアームホール・台襟付け・四角縫いの釦付け・カンヌキの4工程をハンドワークで行っています。
9工程をハンドでこなすドレスシャツに比べればやや見劣りしますが、BARBAやFinamoreのハンド工程が2つ(アームホール・鳥足縫いの釦付け)ということを考えれば、カジュアルシャツにこれだけのハンド工程を駆使して作るというのは、とても凄いことなのです。
襟は、斜め後ろに広がったカッタウェイカラー。この襟型が、ただのカジュアルシャツには無い色気や艶感を出してくれる、絶妙なデザインです。裾は、短めのスクエアカットにしてあるので、OUTで着てもバランスは◎。
カラーは、ホワイト・ネイビー・ブラックの3色展開。ホワイトやネイビーといった定番カラーのほかに、真夏のホワイトパンツに栄えるブラックも、お勧めカラーです。
まだまだ寒い日が続く中、ピンッとくる方も少ないと思います、が実際に着る時期には完売してしまいそうな程、魅力的なシャツですので、ぜひお早めにワードーローブの一つにお加えください。次回も引き続き【MARIO MUSCARIELLO】のシャツをご紹介しますので、楽しみにしていてください。
MODEL:POLO LINEN100%
PRICE:¥27,300
SIZE:XS・S・M
COLOR:WHITE・NAVY・BLACK