今日から寝不足の日々が続くかもしれません。というのも、大好きなメジャーリーグのポストシーズンがスタートしたからです。今日の26時からはダルビッシュ有投手が登板する試合があり、これは必ず観ようと決めています。日本のプロ野球も明日からスタートですが、10月は野球のクライマックスの月。常に一発勝負の高校野球がいいという方も少なくないでしょうが、後のない・先手必勝となった場合、より必死になるのはプロも同じ。いや、レベルが高い分、プロの方が見応えがあると思います。

　'16AWの商品紹介も、クライマックスを迎えようとしています。今日のご紹介は、【Hevo/イーヴォ】。なにかと話題の伊・プーリア州を本拠地とする、コート・アウター専業ブランド。昨年からのセレクト開始ですが、マガジーノのコート部門を担う大切なブランドです。ちなみに、ブランド名のイーヴォは、進化・発展を意味する"evolution"と、感情や感性を喚起する"evocation"という2つの言葉に由来しています。

　ご案内に入りましょう。いざ羽織れば、非常に雰囲気が出るコートは、ウールナイロンのロング丈。ダブルブレストで、ウエスト部分にベルトが付属するトレンチコート調のデザインですが、ミリタリー感は薄く、前面に出たのはエレガンス。展示会で一目惚れだったことは言うまでもありません。

　コートの中にはeleventyのグレンチェック柄スーツを着用、シャツはBARBAのCULTO、タイはFranco Bassi(未公開)、靴はDOUCAL'Sです。

　細部を見ていきます。前身頃はセットインスリーブ、後ろ身頃はラグランスリーブに。肩周りの可動域を広げるというよりは、見た目に差を付けたデザイン...かと思いますが、実際肩周りはコート専業ブランドだけに張りを感じません。積極的にジャケットの上から羽織りたくなるコートという点は間違いがありません。

　裏は、左右に内ポケットが1室ずつのシンプルな作り。また、ウエストのベルトは取り外しが可能、ベルトループは両サイドに1つずつ。あくまでさり気ないデザインの範疇です。

　ウエストのベルトを外し、ミドルゲージのニットの上に羽織ってみました。ウエストに絞りが殆どないので、丸みの出た肩から裾にかけて、ストンと落ちた綺麗なラインが出ます。ドレスアップ時の合わせから、デニム等とラフに組み合わせるパターンまで、幅広い場面で着用可能なはずです。

　インのニットはZANONE、パンツはCare labelのbodies 214、手に持ったバッグはTIBERIO FERRETTIのZAINETTO、靴はDOUCAL'Sです。

　時に襟を立て、時にベルトでウエストを絞り、時にベルトの結び方で表情を付ける...是非色々とアレンジをして着こなしてみて下さい。　

モデルは身長183cm・体重64kg・胸囲91cmでサイズ46を着用しています。

MODEL：トレンチコート調 ウールナイロンブラックロングコート
SIZE：42 ・44 ・46 ・48
COLOR：ブラック
MATERIAL：表地 毛80% ナイロン20%　裏地 レーヨン100%　
PRICE：￥83,000(本体価格)＋税

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