2009.11.20
久しぶりに、クロージングの登場です。
今回は、日本が誇る名ファクトリーと、松山両三氏が作り出す"made in japan"の最高峰・【ATTIRE】のシェットランドウールを使用したジャケットです。
生地は、あのイギリス伝統のフェアアイル柄ニットで有名なスコットランドの老舗、【JAMIESON’S】のシェットランドウール。シェットランドウールの中でも、最高級のファインウールを使用していることでも知られ、肉厚でありながらも、しなやかで柔らかな肌触りにしてくれます。
そして、何と言っても暖かさです。極寒の地でも、その寒さに耐えうる最高級シェットランドウールだけあって、暖かさは桁違い!!
着ているだけでどんどんと温まり、この時季であればコートもニットも全く必要なし。マフラーやストールをさらっと巻いた軽装でシンプルな装いもかっこいいんじゃないでしょうか。
OFFの日でも、ジャケットを多用するジャケット好きな僕達は、アウターいらずで、カジュアルなジャケットスタイルを存分にアピールできる、こういうアイテムをぜひともお勧めしたいですね。
肉厚な生地だけに、モコモコと膨れてしまうのが気がかりですが、松山氏が作り出すタイトなフィッティングは、着膨れ感を全く感じさせません。その作りは、さすがの一言です。
MODEL:2つ釦サイドベンツ
PRICE:¥69,300
COLOR:L.GREY・NAVY
SIZE:42・44・46・48・46S・48S
2009.11.19
寒くなりましたね。仕事を終えて店を出る時は、目の前に車があるとは言え、思わずジャケットの襟を立ててしまいます。スタッフの高井は駅まで自転車。早くもコートにマフラー姿にと変身しています。
そこで今回は、ミラノ発、AD56のカシミア100%マフラーのご紹介です。既に入荷はしておりましたが、レディース店カシェートに持っていかれてしまい、カシェートからの入荷になります。私達のメインの取引先であるインターブリッジさんの展示会で初めて、このAD56のマフラーを見て、発色の良さ、クオリティーの高さに、そして何よりも2万円アンダーという価格に惚れこみ、早速仕入れることしたのです。展示会には、インポートマネージャーのステファノ・ジョバンニさんが来日しており、さすがイタリア人!カシェートの店長に丁寧に説明をしてくれました。勿論、私にも。
自分のために、そして大切な人のためにも、いかかでしょうか。
PRICE:¥19,950
無地:ブラック・パープル・ビブラントピンク・ブラウン・ベージュ・グリーン
バーズアイ:グレー・パープル・ブラウン
グレンチェック:ワイン・ブラウン
2009.11.18
急に寒くなって、慌てて衣装ケースから厚手のニットを出しました。それ程、昨日は寒かったですね。
最近のグローリーガイのNEWSでは、数々のアウターをご紹介してきました。今回は、そんなアウターの下に着るニットを提案していきます。まずは、ZANONE(ザノーネ)。
ご存知の方も多いかと思いますが、INCOTEX率いるスローウエアグループのニットブランド。アイスコットンやフリゼ、そしてフレックスウールなどエクスクルーシブな素材とイギリスニットには無い自然で深みのあるザノーネカラー。そしてクオリティーの高さとサイジングのバランスの良さは、クラシックであり、今を感じるモダンな着こなしには最適なニットです。
その中でも、グローリーガイが毎年、仕入れをしているミドルゲージのクルーネックとタートルネックは、お勧めです。特にタートルネックは、肩に同素材、同色の編地の違う切り替えがしてあり、上品ながらもミリタリーな雰囲気を出しています。
前回のマッキントッシュ、ウェーバリーのグレーの下に着ているのも、これです。
左:クルーネック ¥31,500 右:タートルネック ¥30,450
COLOR:ネイビー オフホワイト COLOR:パープル ワイン グリーン
SIZEはどちらも46、48、50の3サイズで展開。タイトな作りですのでワンサイズ上をお勧めします。
2009.11.16
今日はかなり冷えましたね~。
ようやく、ホントようやくですよ。今後一週間の天気予報を見ても、今度こそ待ちに待った本格的な冬の到来といった感じです。朝も、電車を待つ駅のホームで、コートを着ている人を以前より多く見かけるようになりました。
私は冬が好きで、気持ち的に冬の装いにしたかったので、多少暖かい日でもコートとマフラー着用だったのですが、これからは本当に冬を楽しむことが出来そうです。
先日から、MONCLER、PEUTERYと立て続けにアウターのご紹介をしてきましたが、冬本番になる直前のこの時期、冬支度のご参考にぜひもう一度読み返してみてください。
そして今回は、英国が誇る老舗アウターブランド・MACKINTOSHのキルティングジャケットのご紹介です。
今年のMACKINTOSHのキルティングジャケットは、細身&短丈デザインとしてスリムにモダナイズされた【WAVERLY(ウェーバリー)】。
ご覧のように、着丈は非常にスッキリしていて、キルティングジャケットにありがちな横に膨れてしまう野暮ったさは全くナシ。腕のラインも細く仕上げていますが、ライニングのナイロンの滑りの良さと、アームホールの見事な許容の取り方で、スーツの上に着るアウターとしても活躍間違いナシ。
外面の素材は、カシミア混のウール素材。上質な素材で、見た目も上品で着てもエレガント。
今季のMACKINTOSHは、どのモデルもサイズ・素材感・着心地…どれをとっても第一線級のとっても素晴らしい出来栄えです。誰もが憧れる男らしいダンディズムに、トレンドを上手く取り込んだこと、+(プラス)昨今のブリティッシュ人気とくれば、もう文句の付け所がありません。
個人的にも、今年はアウターを買い換えようと考えているのですが、あれも良いこれも良いと考えている時に、またしてもこんな良いものが入ってきてしまって…毎日が悩ましい日々です。勿論、それが楽しいんですけどね(笑)
MODEL:キルティングジャケット【WAVERLY(ウェーバリー)】
PRICE:¥63,000
SIZE:38・40
2009.11.12
皆さま、ここまでお付き合いありがとうございます。くどいくらい立て続けにご紹介してきたPEUTEREYですが、こちらでついに最後。
最後は、アンカーを飾るにふさわしく、今までの雰囲気とはちょっと変わった異彩を放つファー付きダウンコート【GUADIAN】の登場です。
まずは、この独特な色。ミッドナイトブルーという色の名前で、シャイニーナイロンに乗せたことで、非常に特殊な発色を生み出しています。ただ、真っ青で発色の強いカジュアルな印象ではなく、あくまでも上品でエレガントな装いを演出してくれます。
実は、襟元のラビットファーまで青に染め上げ、それもまた独特な雰囲気を醸しています。
胴回りや腕のラインは細く絞られ、ダウン特有のモコモコとした横に膨れてしまう印象は無く、スリムなタイトシルエットで合わせることが可能。ジャケットを着て撮影しましたが、腕も引っかかること無くスムーズに通り、肩にかかる重さもほとんど感じませんでした。
暗く、見た目が重く感じてしまうスーツスタイルも、これさえあれば、アクセント&若返りで堅苦しいスーツスタイルを明るく変えてくれます。勿論、暗くなりがちな冬のカジュアルスタイルでも、華やかさを十二分にプラスしてくれるでしょう。
MODEL:GUADIAN
PRICE:¥102,900
SIZE:S・M・L
COLOR:MID NIGHT BLUE・BLACK