2019.03.14
全身のコーディネート写真を載せた際、靴はParaboot(私物)と書くことがしばしばあります。私マスヤマは、3足Paraboot/パラブーツを所有しておりまして、大のパラブーツ好き...と言っても良いのかもしれません。毎年恒例となっているのが、グローリーガイで行われるパラブーツのトランクショー。いつも12月にあるのがパターンです。トランクショーの度に購入をしていたら、いつの間にか...です。そう言えば、グローリーガイのスタッフも、我々マガジーノのスタッフも、全員が何かしらのパラブーツのモデルを持っていますので、それぞれにお勧めを聞いてみると面白いかもしれません。多分ですが、全員から違う答えが返ってくることでしょう。
月曜日の予告通り、パラブーツをご紹介したいと思います。
今回マガジーノで用意した「CHAMBORD/シャンボード」。パラブーツを代表する大定番のモデルです。ファッション誌をめくれば、系統問わず色んな雑誌で目にしますね。最もベーシックな黒を選びました。
まず目が行くのは、丸みを帯びたフォルム。フレンチな顔つきをしています。革靴の分類的にはUチップシューズに分類され、見ての通り、ややカジュアルな見た目をしています。
ポッコリとしたトゥ。イギリスのUチップシューズと比べると、より丸みがあり、ボリュームがあることが特徴。足元に存在感が出て、カジュアルな雰囲気を醸し出すのです。
上から見ると、こんな風に見えます。Uチップシューズの最大のメリットは、その汎用性。コットンスーツなどのカジュアルなスーツスタイルから、ジャケットスタイル全般、Tシャツにジーンズまで、幅広いスタイルをカバーしてくれる存在になるでしょう。
次にお伝えしておきたいのが、シャンボードが「全天候型」であること。アッパーのレザーは、油分を多くませたリスレザーを採用。この雨に強いレザーに加え、
ラバーソール。天然のゴムを自社生産したPARA-TEXソールは、パラブーツ拘りのラバーソール。雨の日に履ける革靴は多くないなかで、シャンボードなら雨の日も憂い無し。ちなみにこのラバーソール、雪でもびっくりする位に滑りません。北海道の慰安旅行で実証済みです。それから、経験上ソールの減りも遅いので、恐らくほとんどの方がソール交換をせずに済むのではないかと思われます。
底付けは、ノルヴェイジャン製法。グッドイヤー製法の革靴が多いなか、珍しい製法です。パラブーツがこの製法を採用しているのには、登山靴を専門にしていたブランドの出自も大きく関係しているのですが、ここでは割愛します。より堅牢で、水の侵入を防ぐ仕様になっている...位に把握していただくと結構かと思います。
やはり、「Norvegien」と刻印があります。ややカジュアルで汎用性に富み、しかも全天候型。作りも堅牢なシャンボード。そんな頼れる存在は、あれこれ考えず・パッと靴箱から取っても、どんなコーディネートにも馴染みやすい・使いやすい黒。ぜひマガジーノまで見に来て下さいね。
4月11日に、色違いのマロンブラウンが入荷。ブラックとマロンブラウン、2色が出揃いました。
MODEL:「CHAMBORD」Uチップシューズ
SIZE:5.5・6・6.5・7・7.5・8
COLOR:マロンブラウン・ブラック
MATERIAL:リスレザー/PARA-TEXソール
PRICE:¥65,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
オマケです。同じく銘品と言われるBARACUTAのG9に、インはGiannettoのサックスのシャツ、BRIGLIA 1949のデニムでスタイリングしてみました。今週末は冷たい風が吹きそうですが、強い風が吹くことは、春が近付いている証拠でもあります。ぜひ1度春夏物をチェックしに店頭まで足をお運びください。
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