今年の1月、イタリア・フィレンツェで開催されたPITTI の会場で、懐かしい人と靴に出会いました。懐かしい人とは、以前扱っていたhLam(ラム)の営業担当をされていたミユキライフの河合氏。hLamがレナウンに移行して以来、お会いすることもなかったので、およそ6年ぶりの再会になるでしょうか。現在、独立されてビルアンバーグやアッカパッカなどのエージェントとして活躍されています。そして彼が時間あればということで、紹介してもらったのが、懐かしき【GRENSON(グレンソン)】の靴。まさかのコレクション内容に正直、驚きです。

　【GRENSON(グレンソン)】といえば、1866年、ウイリアム・グリーンによってノーザンザンプトンで創業された老舗の靴ブランド。ジョン・ロブ、チャーチ、エドワード・グリーンそして私共で扱っているクロケット＆ジョーンズなどと同じ英国を代表する高級靴です。20年ほど前に1足のみ購入して履いていましたが、正に英国靴らしい作りこんだ素晴らしい靴でした。ただ、かつてのクロケット＆ジョーンズが過小評価されていたように、なかなか表舞台に出てこないのが【GRENSON(グレンソン)】。私にとって、遠い過去のブランドになっていただけに、まさか、PITTI会場で出会えるとは予想だにしなかったことです。それも、かつての【GRENSON(グレンソン)】には無かった新しい感覚のコレクションに。

　フルブローグの「Stanley」は、スェードでセレクト。ホールド感のあるソフトな履き心地は、とても軽やかです。

　色合いも魅力です。カフェオーレブラウンは同色のステッチ、マリンブルーはオフベージュのステッチでソールはネイビーマイクロソールになります。

MODEL：スエード フルブローグ「Stanley」
SIZE： 5.5　6.0　6.5　7.0　7.5　8.0
COLOR：カフェオーレブラウン　 マリンブルー
MATERIAL：牛革
PRICE：￥37,800

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　チャッカブーツの「Allen」もスエードでセレクトです。スリーアイレットのクラシックなチャッカブーツも【GRENSON(グレンソン)】のマジックにかかると、今っぽい雰囲気になります。でも、どこか英国靴の香りがするのは、やはり【GRENSON(グレンソン)】だからです(当たり前ですね)。

　暗すぎないチョコレートブラウンと明るいマリンブルーの2色をセレクト。厚めのホワイトウェッジソールが爽やかな印象と背が高くなった錯覚を与えてくれます。

MODEL：スエード チャッカブーツ「Allen」
SIZE： 5.5　6.0　6.5　7.0　7.5　
COLOR：チョコレートブラウン　 マリンブルー
MATERIAL：牛革
PRICE：￥48,300

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　蜂蜜のような甘い光沢を持つタッセルローファーの「Ronnie」と赤葡萄酒のような深みのあるウイングブローグの「Sid」。どちらも光沢を強調させたコレクションです。

　英国靴の象徴ともいえるグッドイヤー・ウエルト製法を採用。【GRENSON(グレンソン)】の技術力が詰まった伝統的なモデルですが、少しだけモダンに仕上げるところが新しいコレクションの魅力です。

　ジーンズやチノパンツはもちろん、カジュアルなウールパンツをロールアップして履くのが、今の気分でしょうか。

MODEL：タッセルローファー「Ronnie」
SIZE： 5.0　5.5　6.0　6.5　7.0　7.5　
COLOR：ハニーブラウン
MATERIAL：牛革
PRICE：￥39,900

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MODEL：ウイングブローグ「Sid」
SIZE： 5.5　6.0　6.5　7.0　7.5　8.0
COLOR：バーガンディ
MATERIAL：牛革
PRICE：￥39,900

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