アメリカ合衆国最北端にあるアラスカ。最も大きな都市は、アンカレッジ市。かつてはアジアとアメリカ、そしてヨーロッパを結ぶ航空路線の寄港地として知られていました。1990年、初めてロンドンに渡った時は、当時、冷戦下にあったため、現在のようにヨーロッパへ最短で行けるシベリア上空通過直行便や南回り線がなく、時間のかかるアンカレッジ経由の北回り線でした。ロンドンのヒースロー空港まで17時間。給油のため立ち寄るアンカレッジでは、空港ターミナル内で1.2時間程度過ごすことができ、レストランにはうどんもあり、日本語の話せる従業員が多い（日本人の方も多かったように思います）のには驚きました。ターミナルの一角に、外へ出ることの出来る扉があり、設置されている温度計を見ると、マイナス16度。夜になればもっと気温は下がります。今、あのアンカレッジ空港のうどんや従業員の方はどうなってしまったのでしょう。

　1972年アラスカのパイプライン作業員のために開発された【WOOLRICH(ウールリッチ)】の「アークティックパーカ」。昨年、街着用としてダウン量を減らし、日本人のためにコンパクトなサイズに修正され再デビュー。そして今季、ショートとロングの中間、ミドル丈が登場です。

　ジャケットを中心にした今のライフスタイル。オン、オフともにジャケット需要が増したこともあり、スマートにジャケットにも羽織ることのできる着丈が、このミドル丈です。コットン60％、ナイロン40％の「60/40クロス」、コヨーテのファー、ダウンと当時のアラスカ仕様とまではいきませんが、冬の完全防備服として最強の「アークティックパーカ」です。

　モデルは身長175㎝、体重63Ｋ、胸囲91㎝でサイズSを着ています。タンで合わせたシャツ、ニット、バッグはWOOLRICH、パンツはICONの「OFFICER」、靴はparabootの「BERGERAC」。ネイビーで合わせたものは、全て私物です。

MODEL：NEW ARCTIC PARKA MIDDLE（ニューアークティックパーカ ミドル丈）
SIZE：XS  S  M  L
COLOR：タン　カーキ　ネイビー　ブラック
MATERIAL：表面…COTTON 60%・NYLON 40%
                中綿…DOWN 70%・FEATHER 30%
                ファー…コヨーテ
PRICE：￥94,500

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　WOOLRICH(ウールリッチ)が1830年創業、アメリカ最古のアウトドアブランドであれば、それより遡ること7年、1823年、雨の多いロンドンの街に馬車が行きかっていた時代に、チャールズ・マッキントッシュは、2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着し熱を加え防水布を発明しました。英国を代表するアウター・コートブランド【MACKINTOSH(マッキントッシュ)】から、「LONGFORD」のご紹介です。

　細身シルエットのトレンチコートを求めるなら、やはり【MACKINTOSH（マッキントッシュ）】の「LONGFORD」。定番のコットンギャバジンに玉虫がかったオリーブカラーは、着込むほどに味わい深く、愛着のある一着になるでしょう。

　昔は、「面倒くさいでしょ」とよく言われましたが、最近は「お洒落ですね」と言う声が返ってきます。これは紐靴の話。紐靴が多いのは、靴の紐を結ぶ時間が好きなのかもしれません。玄関で腰掛けて、紐を結び終わったと同時に「よしっ！」って、ギアが入る感覚です。トレンチコートの魅力もそれに似ているかもしれません。ウエストでベルトをギュッと締めると、背筋が伸びて、なんだか男らしくなった錯覚に陥ります（錯覚でも問題ありません）。

　ウール100％のライナーも、人気のウインドウペン。コットンギャバジンとのコントラストが綺麗です。ライナーを見せて歩きたいぐらいです。でも気をつけたほうがいいですね。勘違いされる場合もあるかも・・・しれません。

　モデルは身長175㎝、体重63Ｋ、胸囲91㎝でサイズ38を着ております。合わせたシャツは私物、ネクタイはAD56（未公開）、ベストはDrumohr（未公開）、ジャケットはLARDINI、パンツはPT01の「Business」、マフラーはJOHN SMEDLEY、グローブはALPO（未公開）、靴はDOUCAL'S、バッグはもちろんCISEIです。

MODEL： LONGFORD
SIZE： 36   38   40
COLOR：オリーブ
MATERIAL：COTTON 100％
PRICE：￥126,000

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