2012.06.24
本日は、2013年春夏のプレコレクション報告です。
【EMMETI(エンメティ)】は、1975年にフィレンツェ郊外の町ヴィンチで、毛皮を使ったファーコートとファージャケットの工房として創業しました。コンセプトは「エレガンス・スポルティーヴォ」。スポーティーでありながらエレガント。
2011年1月26日にアップした【EMMETI(エンメティ)】のレザーブルゾン「GIOVANNI」。ブログにも書きましたが、ブランド名を知らなくても、物を見ただけで気に入ってしまう方の多いこと。売り場での大好評、好相性に、今後、グローリーガイの品揃えに不可欠なレザーブランドになるだろうと予感させてくれました。
こちらの写真は記憶に新しいかと思います。昨年、10月13日にアップした【EMMETI(エンメティ)】の「ENRICO」。こちらも完売後、多くの方からのご要望をいただき、この秋、再登場します。ただ革の在庫が少なく、5着のみの入荷となります。
2013年の春に話をもどします。「ENRICO」の胸のポケットを省略したモデルが、「GIOVANNI」。多くの大手百貨店やセレクトショップでは、この春、「ENRICO」で展開しているはずです。ただ個人的にはできれば春レザーは、上の写真と同じ「GIOVANNI」を展開したくて無理を言いました。無理とは、モデル「GIOVANNI」は廃盤モデルになっていたからです。
こちらが新しいサンプル「ENRICO」 2年前のサンプル「GIOVANNI」
もう少し分かりやすく、ご説明しますね。左のモデルが「ENRICO」、右が「GIOVANNI」です。胸のポケットがあるかないかで、雰囲気は変わりますね。他に異なるのは、裾サイドのジップ。左のサンプル「ENRICO」には両サイドにジップが付いています。ただグローリーガイとしては、片方のみのジップで要望しました。後、どうしても気になるのが襟元。やはり、「GIOVANNI」のイメージが良すぎたせいなのでしょうね。実は、個人的にも欲しかったモデルなんです。着用分として仕入れた物も売れてしまって・・・。なかなか諦めきれないものですね。
なんとか「GIOVANNI」、復活となりました。ただ、色目は変わります。当時の革が既に無く、新しい革でのオーダーとなりました。価格は、8万後半でご提供できそうです。
商談中もイタリアのオフィスと連絡を取り合って、交渉していただいたエージェントの谷さん。地方の一個人店の我儘を楽しそうに聞いてくださり、感謝です。