昨日に続き、この春、グローリーガイに仲間入りするブランドのご紹介です。

　1972年、イタリア・マルケにて現オーナーのマリオ・ジャンニーニ氏によって創業された【DOUCAL‘S（ドゥーカルス）】。イタリア中心部に位置するマルケ地方は、イギリスでいうノーザンプトンと同様、製革業の盛んな地域です。あのTOD`S（トッズ）もこのマルケ州のブランドです。”まじめ人間”が多いとされるマルケ州。人口に対する実業家の比率は、イタリアの中でも1、2位を争うほどです。他のイタリア人も見習わなければなりませんね、と余計なことでした。

　革の裁断から縫製、吊り込み、底付け、仕上げと全工程を手掛ける自社一貫生産に拘り、厳格なクォリティコントロールをしています。本来、クラシックなラインが多い【DOUCAL'S】ですが、最近はトレンドを意識したモデルも多く展開しています。


　今回セレクトしたモデルは、右からオックスフォード、ウイングチップ、チャッカブーツの3型です。ウォークオーバーでは物足りない、クロケット＆ジョーンズのBangorでは硬すぎるという方には、ちょうど良い頃合の【DOUCAL'S（ドゥーカルス）】です。価格も36000円から40000円ほどで、買い足しやすいのではないでしょうか。

　靴ブランドをもう1ブランドご紹介します。レジャーシューズブランド【Rivieras（リヴィエラ）】は、スペインでも有数の美しい海岸地域、コスタブランカで誕生しました。高いコストパフォーマンスでフランスで大ブレーク。その人気はヨーロッパ各地に広がり、日本でもこの夏さらに人気が高まりそうな予感がします。

　メッシュのアッパーは、リラックス感がありながら、とても上品です。レザーのカップインソール、レザーのサイドステッチ製法など作り手の拘りが伝わってきます。ネイビー無地とトリコロールをセレクトしています。

　こちらはニューモデルのスエードシリーズ。一番右のダークブラウンがお勧めです。

　この春夏は、ウェアの充実もさることながら、バッグやシューズなどの小物にも力を入れております。今までにない品揃えに驚かないでくださいね。