2012年秋 【CARUSO(カルーゾ)】   クルーズライン(遊び着中心)のご報告です。

   今日は、女性のお客様の多い日になりました。そう、もうすぐクリスマスなんです。一昔前は、ネクタイを選ばれる方が最も多かったのですが、年々減少傾向。今年は特に少ないですね。ギフトも時代を反映するのでしょう。時代が変わっても変わらないのは、残念ながら予算です。などと話してると長くなりそうですので、昨日に続き、プレコレクションのご報告をいたします。そういえば早速、【BOGLIOLI(ボリオリ)】の「Kジャケット」は反響がありました。ありがとうございます。

  イタリア・パルマと言えば、生ハムではありません。【CARUSO(カルーゾ)】です。ナポリのテーラーとして活躍していたラファエロ・カルーゾが1958年パルマに工房を開いたのが始まりです。以来、その伝統的な手仕事のよさと最新鋭の設備による合理性との融合に務め、マシンメイドでありながら要点を踏まえたテーラリング技術は高い評価を受けています。ライバルファクトリーが客を装って購入するほどの技術力の高さを誇ります。

  今回もEXPORT MANAGERのジャンカルロ氏が来日されました。6月にミラノのショールームでもお会いし、パルマの生ハムとシャンパンをご馳走になりました。お会いするのは、今回で3回目です。【CARUSO(カルーゾ)】は、基本的にはプレコレクションとは言いません。この時期の提案は、クルーズラインとかホリデーラインと呼び、遊び着中心のコレクションです。所謂、ジャケットの提案です。

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  やはり、ここでも英国調のクラシックな柄を提案してくれました。ただ、イタリアらしい自然な深みのある色彩は、色気があります。英国と違い、日本の色彩感覚に比較的似ているように思うのは、私だけでしょうか。私にとっては、とても馴染みやすい色合いです。

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  こんなフランネルのダークチェックも新鮮です。無地よりチェック柄に目がいきます。ネイビーやグレーなど無地のジャケットをお持ちの方は、ぜひ柄物に挑戦して欲しいですね。

  今期の秋冬はスーツのみの展開ですが、来期はジャケットやコートも展開していくつもりです。ご期待ください。

GLORY GUY

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