ハードボイルドではなく、上品・知的なMACKINTOSH(マッキントッシュ)のNEW LONGFORD

  またまた、【MACKINTOSH(マッキントッシュ)】から、男前コート「NEW LONGFORD」のご紹介です。

  英国を代表するトレンチコート。起源は、第一次世界大戦のイギリス軍で寒冷な欧州での戦いのために開発された防水性に優れた軍用コートです。「トレンチ(塹壕)」の呼び名は、このコートがぬかるみでの塹壕戦で活躍したことから名づけられました。

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  肩には釦留めのショルダーストラップ(エポレット)が付き、水筒や双眼鏡、拳銃などを吊ったりします。襟元のチンストラップや手首のストラップは、締めることで寒風を防ぎます。ウエストベルトも締めることで腹部を暖かく保つことができます(昔も今も男性は、お腹が弱いのです)。また、右の肩から胸への当て布ストームフラップと呼び、襟を全て釦留めした際に雨だれの侵入を防ぐための物、と装備満載のトレンチコート。必要に応じ、改良を重ねて作られたのです。

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  戦争が終わって90年以上、このコートが人気なのは、やはり一般的には「カサブランカ」のハンフリー・ボガードの影響なのでしょう。でも、1975年からテレビ放映された「Gメン75」(古っ!)も大きな影響があった、と言われる方も多いはず。もちろん若い方は知らないでしょうね。このドラマの中で中島はるみさん扮する吹雪女刑事のトレンチコート姿が魅力的です。ある意味、男性よりも女性が着たほうがセクシーに映るトレンチコート姿。そう思うのは私が男だからなのでしょうか、と話が変な方向に行ってしまいそうなので、元に戻りましょう。いずれにしても、トレンチコート=ハードボイルドの認識は高いですね。

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  当時のトレンチコートと比べると、【MACKINTOSH】のトレンチコート「LONGFORD」はモダンです。着丈も短く、身頃もタイトでシャープなデザインになっています。哀愁漂うハードボイルドとはいきませんが、上品で着ている人を知的に見せてくれます。当時と同じディテールを楽しみながら、長く愛用していただけるコートです。


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  取り外しのできるライニングは、フランネル地で有名な英国「FOX BROTHERS」製。この赤のウインドペン柄が、とても素敵です。3年後、5年後、そして10年と着込んだ後が楽しみな【MACKINTOSH】の「NEW LONGFORD」です。


MODEL:NEW LONGFORD
SIZE:36  38  40
COLOR:ベージュ
MATERIAL:COTTON 100%
PRICE:¥134,400

※こちらの商品は、SUGURU SHOPでも購入頂けます。
また、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

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