2009.07.27
NIGEL CABOURNの今季、AW09コレクションは、1953年に人類で初めてエベレストの登頂に成功した、英国のエドモント・ヒラリー卿より以前、エベレスト登頂の先駆となった男達にフォーカスを当てたコレクションです。
そして、その入荷第一弾が、この「MEDICAL SHIRT」。
1930年代のダンガリーシャツをベースにしたデザインで、その名の通り、登山隊の医療班が着ていたものがモチーフ。本格的な機能も備え、何とも男心をくすぐるデザインとなっています。
一般的なシャツは、運動量の多い背中のみ生地を2枚重ねにしていますが、こちらはその部分をアームホール全周から肩、背にかけて広く施しています。こうすることで、最も運動の大きい両腕を中心とした上半身が、しっかりと補強されるのです。
更に、背中に4個、脇に6個の穴を開け通気性を高め、重ね着をすれば冬でも以外と汗をかきますし、その中で空気を循環させてくれる便利なディテールです。
袖を捲くれば、いわゆる「赤耳」と言われるセルビッチ風のデザインもあり、ステッチに使っている白い糸も良いアクセントです。
生地は、英国伝統の生地であるオックスフォードを使用。硫化染めという製法で染色された生地は、デニムのインディゴ染と同じような特性があり、使い込んで自分だけのオリジナル感やカスタム感が、服好きには大いに楽しんでもらえるアイテムです。
PRICE:¥19,950
SIZE:46・48
このアイテムは、「Begin」9月号 P43にも掲載されています。そちらも、ぜひチェックしてください。