スグルです。

　本日は、手軽に持てるクラッチバックと並ぶミニマムな革小物をご提案したいと思います。最近、色々な物がコンパクトになってきており、革小物やバックもコンパクトさを追求している時代ではないでしょうか。バックを持たない派の方も、アクセサリー感覚で持ちたくなってしまうシューレザーを使った巾着をご用意しました。ブランドは今季からスタートすることになった英国の【TUSTING/タスティング】。グローリーガイで取り扱っているクロケット＆ジョーンズでもTUSTINGのレザーをシューズに採用していたり、革靴の聖地ノーザンプトンにある由緒ある老舗のタンナー（革工房）です。

　色は2色展開

　店頭では大好評でして、いつもより頑張って数を入れましたが、全然残っていない嬉しい状況です。ブランドによっては巾着を作っていないところも多いですし、手間がかかるデザインなので、品質を求めるとプライスもかなり上がってしまったり、丁度良い価格帯だと見つかりにくいアイテムだと思います。僕も散々探しましたが、やっとたどり着いたところが【TUSTING/タスティング】でした。勿論、価格だけではなく、歴史、作り、拘り、デザイン、レザーの質、などなど...全てが価格以上でなければいけないので探すのに時間がかかりました。今回、セレクトした巾着は自信を持ってご提案出来る素晴らしい仕上がりです。

【TUSTING/タスティング】とは？

1875年にイギリスの皮革産業の聖地、ノーザンプトンで創業したTusting（タスティング）。タスティング家は現在5代目当主が跡を継ぎ、創業時からのファミリービジネスを続けています。当初は革をなめすタンナーとしてスタート。130年に渡ってエドワードグリーンやクロケット＆ジョーンズといった数々の英国高級革靴ブランドに最上級のレザーを供給してきました。

OEMも名だたるメーカーの製品を手掛けていまして、英国王室御用達のエッティンガーや世界で最も名高い英国車、アストンマーチン社や英国の老舗バイクメーカー、トライアンフ社も顧客企業です。タスティングのバックは、アストンマーチン社に正式採用されるオフィシャル・バッグでもあり、トライアンフ社のオフィシャル・サドルバッグもタスティング社が製造していたりと結構凄いブランドだったりします。

　ご用意したのは、名だたるブランドの革靴のライニング（裏地）に使う、シューレザーを用いたアイテムのレザーバックシリーズから巾着です。シューレザーは薄さや色ムラの理由から製品の表側には使われてこなかったものの、その高い耐久性を活かし、タスティング独自の製法と知識でバックにしてしまったオリジナリティ溢れる作品です。

　グレインレザー（シボ革）は堅牢な作りで、シワや傷などもつきにくいタフな革です。元々は高級靴に使っていた革なので、バック用の革に比べて薄く軽いのも特徴になります。

よく見ないとわからないほど、さりげなくブランド名が刻印されており、英国ブランドならではの控えめな主張に惹かれます。

　革が柔らかいので見た目の雰囲気も重たさはなく、物を入れる際などの扱いも楽チンです。自立もしてくれるので、ちょっと置いておきたいときも安心です。

　中は仕切りがないので、自由に持ち物を入れて頂ければOKです。

　基本的には手持ちすることが多いと思いますが、片側に紐を引っ張れば長さを調整することも可能です。

　こんな感じで片方を長くして、肩がけすることもタスキがけすることも出来ます。

　巾着があるだけでいつもとはまた違う、上品さとモードな雰囲気が宿ります。

　素材から生産まで全て自社で制作しており、細かなところまで拘っているのがわかります。

　トープ

　巾着と言えば江戸時代は火打ち石や金銭を入れて腰にぶら下げているのが主流でした。現代では腰にはぶら下げなくなりましたが、巾着は和のイメージが強く、日本のクラシックスタイルがヨーロッパのファッションにも影響していることは間違いないと思ってます。和柄ではなくレザーでご用意しているので、普段ご提案している洋服との相性が抜群に良いです。

　レザーならではの経年変化を楽しみながら、アクセサリー感覚で楽しめるミニマルなレザー巾着は洋服が半袖1枚になっていくこれからのシーズンに重宝してくれるはずなので、お勧めです。

MODEL：グレインレザー巾着
SIZE：横18cm×縦22cmマチ14cm
COLOR：ブラック・トープ
MATERIAL：シューズレザー（牛革）
PRICE：￥22,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入いただけます。
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