巻物にはまっています。

 最近、巻物にはまっています。

 この時季、まだ寒いせいか もしれません。かみさんに借りたリネンの巻物が活躍しています。さすがにウールのマフラーは季節外れですけど、これは色目も素材も清涼感があって、見た目にもお洒落です。ただ、気になるのは、石田純一さんみたいと言われることです。とりあえず、まだ言われておりませんが・・・。白のパンツに素足にスリッポンを履いたら、きっと言われるでしょうね。

 このリネンの巻物、カシェートにて5775円で販売しています。価格もリーズナブルなうえにMADE  IN ITALY。気になる方は、ぜひカシェートへ。  

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とんぼ玉

 とんぼ玉を見に行ってきました。

 江南にある”ギャラリーみわ”さんで、とんぼ玉の展示会があると聞いて行ってきました。以前、友人からとんぼ玉の作家作品集”きらめくビーズ”をお借りしてから、一度、本物をみたいと思っていたのです。岩手県の畠山定男さんの作品展で、子供の手のひらに入る小さなガラスの中に綿密な細工と色の組み合わせから生まれる独特な世界に、いつまでも見ていたい、そんな気持ちにさせてくれます。とんぼ玉の知識は全く無いので、この本の序文を書いている藤野まゆみさんの言葉を借りて紹介します。

 とんぼ玉と呼ばれるガラス玉は、起源はメソポタミア(BC2500)にあるといわれているが、日本では弥生から古墳時代、江戸時代における盛行についで、最近の十年程の間に最もポピュラーな現代ガラス・アートの領域になってる。小さなガラス玉の中に様々な色が交じり合って彩をなしている。微細な文様がモザイクをなして、そこに小さな人間の顔や花々が見える。不透明なガラスのくっきりした丸い目玉を持つ古典的なとんぼ玉は、造り手によって個性的な表情を表す。実に、ひとつの玉の中に万華鏡をのぞくのに似た不思議な世界があり、それに魅せられる人々が増えている。

 「ひとつの玉の中に宇宙を表現したい」とある作家は言う。また「玉は人間の魂と同じ根源的な姿をしている」と考える作家もいる。

 ・・・結局、途中のコーヒーブレイクを入れると、そこに4時間以上もいたことになります。今回の作品が自分のとんぼ玉に対しての基準になります。本物を見ることは、どの分野においても大切なことですね。偽者ばかり見ていると本物が見抜けなくなりますが、本物を見てると偽者が分かるようになるんです。                                                         

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