Atkinsons(アトキンソン)のネクタイ

 久しぶりの雨ですね。2日ほど前、私の家の隣で畑仕事されている80過ぎのおばあさんが雨が降らないと困ると、嘆いておられました。やっと、降りましたね。昨年の岡崎のゲリラ豪雨のように一時間に146ミリも降る雨は勘弁して欲しいけど、雨は大切です。季節は一雨ごとに変わっていきます。今日も雨。残暑もおさまり、過ごしやすくなりました。

 雨は好きです。そして休みです。久しぶりに部屋の掃除に専念できます。ネクタイもこのように整理できました。こうして丸めておくと、場所もとらないし、結び目のシワも自然に取れます。効率の良い収納方法ですので、試してみてください。実は、ここに収まりきれないネクタイは、ハンガーに掛けてあります。こちらは、ほとんど使わないネクタイで、なかなか捨てることできずにいます。特に、このAtkinsons(アトキンソン)のネクタイは、絶対に捨てることができません。 今から19年前、グローリーガイがオープンして二年目に、英国大使館が主宰する英国フェアで見つけたアトキンソンのネクタイ。その後、店頭でも扱うようになり、最初に手にしたのが右のアイリッシュポプリンのネクタイ。左は同じくアトキンソンのシルクタイ。今でも大切にとってあります。

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 Atkinsons(アトキンソン)・・・1820年、当時のアイルランド共和国首都ダブリン市長リチャード・アトキンソンがクラフトマンにアイリッシュポプリン(厚手の畝織物)を彼のブティック専用に織らせたことから始まる。先染めしたシルクをたて糸に,先染めしたメリノのウーステッドウールを横糸に使用。

 現在、グローリーガイでは取り扱ってはいませんが、今後の英国スタイル回帰の流れを考えると、もう一度、店頭でご紹介したいネクタイですね。

ハードな週です。

 今週はハードです。日曜日に秋冬に向けてのホームページの撮影があり、月曜日に大阪。火、水曜日は東京へ。そして明日、土曜日は「あたたかい会」主催の浅井氏の講演会。そこで司会を務めるための準備と、目まぐるしい日々を送っています。

 まずは大阪での展示会報告を。大阪に行くことは、ほとんど無いのですが、ここ「N.K.クラシック」だけは特別です。東京、大阪と展示会をするのですが、あえて展示会の時期を外して行くのです。大阪の事務所には、展示会終了後もサンプルが置いてあるので、オーダーするのに問題はありません。それに展示会の人の多い中で、オーダーするよりも、ゆっくりできます。何よりも、この会社の代表である角田さんとは、私が独立する前からの古い付き合いで、まだ大手のナショナルブランドで売り場を作っていた頃に、カンタレッリを初め、イタリアのインポートを紹介してくれた方です。もともと一世を風靡した、あの「VAN」に見えた方で、その後、スキャッティ・オークの大阪支店長を経て独立された方です。ヤコブ・コーエン、ダノリスやヒストリック・リサーチ、最近、人気のアニセイもここから仕入れを しています。私のファッション業界の憧れの人で着こなしを、ずいぶん勉強させていただいています。今年、還暦になられたのですが、とてもそんな歳に見えません。自転車が趣味で、この夏も120キロを一日で走られたそうです。

 今回、セレクトしたのはカンタレッリのダブルのジャケット、色はネイビー。そしてアニセイのジャケット、フライツォーリのやはり、ネイビーのダブルジャケット。他にダノリスのエンブレムつきのシャツとカットソー。新しいブランドではアレグリのナイロンブルゾン。ヤコブ・コーエンのショーツは現在、検討中です。

 久しぶりの大阪ですので、何か美味しい物でも食べに行きたかったのですが残念ながら駅弁を買って新幹線に乗り込んだのです。いつものパターンですね

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インコテックスのカーゴショーツ

 このカーゴパンツは、7.8年前に購入したG.T.Aの物で春から秋にかけて、よく穿いています。両サイドのカーゴポケットが大きく、愛犬シェリーの散歩には欠かせないパンツです。

 カーゴとは「貨物」のことで、カーゴパンツは貨物船の乗組員が穿いていた作業用パンツ。脚部の両脇に大型のアコーディオンポケット=カーゴポケットが付いていて、とても丈夫に作られています。

 これから気温がどんどん上がってくると、このカーゴパンツでは暑くて、昨年までは普通のショートパンツを穿いていたのですが、やはり、このカーゴポケットが無いと不便でした。でも今年はこのインコテックスのカーゴショーツがあります。昨年、雑誌に何度と掲載されていて、問い合わせの多かったモデルですが、私が仕入れを怠った為、ご用意できずにご迷惑をおかけしました。ポケットのマチは、ほとんど無く、沢山の物は入りませんが、その代わりスマートですっきりしたデザインがタウンユースに最適です。

 どちらの色を買おうかと迷っているのですが、散歩に使うとなれば濃い色ですね。

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このGLANSのシャツ、欲しい!

 H.Pの撮影の為、このグランスのシャツを着たのですが、着心地の良さに感動しました。

 番手(糸の太さ)は分かりませんが、かなり細い双糸で、コットン100%なのに弾力性があり、タイトに着てもストレスは感じません。それに、この柄と色。もともと60年代にイタリアで大ブレークしたシャツで、当時の雰囲気を再現してるのでしょうね。さらに、小さめのB.Dの襟が、とても相性良く、バランスの取れたシャツに仕上がっているのです。

 このグランスの歴史を見ると、必ず「かつて、60年代のイタリアにとびきりエレガントな紳士がおり・・・。」と説明してあります。とびきりエレガントな紳士を目指して、このシャツを買おうかなと思っています。

 ちょうど、今月の20日より沖縄に行くので、買うことに決めました。こんな感じで着ます。

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DENTSのグローブをオーダーしました。

 15年程、使っていたデンツのドライビンググローブが行方不明になってしまいました。どこを捜しても無いのです。愛犬のシェリーがどこかに銜えて庭のどこかに埋めてしまったのでしょうか。卸し先の真下商事に連絡をすると、まだ秋のオーダーに間に合うとのこと。早速、サンプルを取り寄せ、注文しました。ただ、折角ですので店頭の分も合わせて、ご紹介します。

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 上のは、シープスキンでライニングはシルク。とても柔らかく、しなやかで手に馴染みます。ライニングにウールを使っているものが多いのですが、手の招きが少し悪い為、細かい指の動きを邪魔してしまいます。でも、これは大丈夫。グローブをしたまま、パソコンがうてそうです。(う~ん、少し大げさかも・・・。) サイズは7.5と8をオーダ。カラーは白のシールの付いている三色。価格は税込み33600円です。こちらはハンドになります。

 下のは、自分が愛用していたモデルで、同じくシープスキン。指の部分のまちが無く、さらにフィット感があります。以前、イギリスの古い車を所有していた際、ハンドルを切るときやミッションを変える時に、ずいぶん役に立ちました。滑らないということもあるのですが、何よりも疲れないのです。古い車の場合は必需品でもあるのですね。ただ新しい現代の車に、こうして使うのもいいですよ。特にロングドライブの時は、ぜひオススメです。かっこいいし、運転が上手になった気がするから不思議です。サイズは8と8.5でカラーは青のシールの三色。価格は税込み18900円です。

 自分は以前、所有していたものと同じCORK(写真と同じ)を買うつもりです。が、妙に赤が気になっています。歳のせいでしょうか・・・。

 

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