"Because it is there" PartⅡ

 どんなブランドなのか、気になるというコメントをいただきました。店頭でも何人かの方に尋ねられましたので、もう少しヒントを出しましょう。

 写真の後列、左から二人目はジョージ・マロリーです。1953年、英国のエドモンド・ヒラリーが人類で初めてエベレストの山頂に立ちました。ただ、輝かしいヒラリー卿の成功の前にエベレスト登頂を目指し、初めて8000メートルを越えた人物。その人物がジョージ・マロリーなんです。2年後の1926年6月8日の早朝、再度、頂上を目指したのですが、そのまま帰らぬ人になってしまいました。それから75年以上経った1995年5月、捜索隊が山頂近くで発見したのです。

 彼は果たして山頂に立ったのか?世界は二つの物に注目しました。一つはコダックのカメラ。登頂に成功していれば、必ず写真を撮っているはずだからです。ただ、残念ながらカメラは発見できなかったのです。もう一つ、愛妻ルースの写真。彼は幾度たびもの挑戦と失敗の間、彼を支え続けてくれた最愛の妻に対して、こう言い残したのです。「この写真は頂上に置いてくる。君と一緒に頂上を見よう。」と。その写真は彼の遺留品の中からは発見されなかったのです。写真が無かったと言うことは、約束通りに頂上に置いてきたのではないだろうか。

 マロリーの登頂は成功したの?現在に至るまで、この謎は解明されていません。

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 とても壮大でロマンチックな謎ですが、このジョージ・マロリーと言う人物、時代をテーマにしたブランドです。一枚の展示会の写真を載せますが、これでお分かりになるかどうか?

 あまりヒントにはならないかも知れませんが、もし分かればご連絡ください。                                   

イタリア人はすごい。

PT01 PT05の展示会に行ってきました。 Pt05_799_2
ピーティーゼロウーノ、ピーティーゼロチンクエと呼びます。今、どのファッション誌を開いても目にする注目ブランドです。
もともとイタリアの老舗パンツ専業ファクトリーをボリオリ、インコテックスに在籍したマリオ・マラン氏が再生させた新鋭です。
ヤコブ・コーエン、インコテックス、ブラジェントそして昨年から展開したジェイ・ダブリューブライン。もうこれ以上、パンツブランドは増やさないと
決めていたのに・・・。負けました。このパンツの魅力に。今の時代を元気にさせてくれるブランドです。
実は7.8年前にこの名前になる前のブランドで展開してたんです。どちらかと言えば目立たない、地味なパンツでしたけど、とても穿きやすかった記憶があPt01_820_3ります。
あのブランドをこんなにも輝いて再登場させるなんて、やはりイタリア人はすごい。
追伸 
 これだけのブランドの代理店であれば、スタッフを何人か、抱える大きな会社かなと思って訪ねると、
なんと場所は青山、骨董通りなれどもワンルームマンションのような狭い一室、それも社長の小林さんとデスクの女性だけ。(小林さん、言いすぎでしたら、すいません。)
でも納得。だから、この価格が実現してるんです。そして小林さんの人柄にも好感が持てたし、よい人、ブランドに出会えた出張でした。

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