服育=素材の良さを知ることは、物事の本質を見抜く力を養うことになるかもしれません!!

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 涼しげなのは髪型。ジャケットを着ての撮影は、短い間とは言え、暑いものです。

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 その上にこんなものを着たら、まるでいじめに遭っているようなものです。

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 ジャケットを脱いで着たとしても、我慢できるのは数分。それほどに温かいヤク素材の羽織りもの【COMOLI/コモリ&norlha/ノラ】のコラボ"羽織るストール"です。NEWSでご案内する際には、ちゃんと冬装束でご紹介しますが、今日のところは、お許しください。ただ、それまでに商品があるかどうかが心配です。本日より開催の【THE GIGI/ザ ジジ】新作フェアをご覧になられながら、気持ちがこちらに向いてしまわれる方が多いのは、驚き、いや、今までになかったアイテムだけに、惹きつけられてしまうのは当然かもしれません。

 参考までに、ジャケットは数年前に購入したTAGLIATORE(タリアトーレ)、ニットはFEDELI(フェデーリ)、パンツは購入したばかりのBERWICH(ベルウィッチ)、靴は毎度のCROCKETT&JONES(クロケットアンドジョーンズ)です。

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 今までになかった服といえば...バイイングに同行したジュニアが、またなにやらとんでもないものを見つけてきました。モロッコ・マラケシュ発のメーカー【MARRAKSHILIFE/マラケシュライフ】です。詳しくは、彼自身が、こちらの記事で書いております。当然ながら、着用分までちゃっかりオーダー。現在、残りの一着が蔵庫/マガジーノの奥にひっそりと飾ってありますが、見るたびに気になる存在。小森氏とノラのコラポによって生み出された"羽織るストール"に似た素朴さ。加えて古い木製の織機を使った、人の手の温もり。便利さを追い求めるが故に失われつつある気持ちのゆとりや豊かさ。この服を羽織っていると、そんな思いが沸き起こってくるから不思議です。親子揃って購入!!になるかもしれません。

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 スタイリストのMikakoさんより、メールをいただきました。"服育" いい言葉です。ありがとうございました。

温故知新!? 新しいものにも挑戦していきたい、そんな年頃です!!

 後、2年もすれば、創業30年を迎えます。なにか新しいことを始めるには、いいタイミングです。小さくてもいいから、ホテルを運営したい、ショップの地下に床屋さんを作りたい...なんて、大それた夢は見ないようにしていますが、衣のほかに何か提案できないかと、常々、思ってはおります。ただ実際には、目の前の仕事をこなすのに精一杯で、現実味はありません。

 ならば、もし新しいショップを作るなら、どんなブランドで構成するか...

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 例えば、このようなコーディネートでみるジャンルはいかがでしょうか。イタリアとは違う匂いのする、ノスタルジックな雰囲気とモダンな表情が魅力です。スタイルの中心になっているのは、抜け感。身につけるというより、身にまとうと言った表現が正しいのかもしれません。

 まずはボトム。今季、大ブレークと言ってよいでしょう。ベルギーのパンツファクトリー【Borelio/ボレリオ】。本日、3回目の追加分が入荷しました。フランスからは、【MAISON CORNICHON/メゾンコルニション】のカットソーや"出会い"を意味する【Rencontrant/レンコントラント】のニット、そして世界的に有名なスウェーデン人デザイナーのPeter Simonssonがディレクションしている【LE PAR-DESSUS/ルーパーデッシュ】のダッフルコート(個人的にもパンツとカットソーは購入)。ただ靴は、創業当時から展開しているCROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)に変動はありません。もちろん、フランス発となるなら、Paraboot(パラブーツ)も、この仲間に入ります。

 周年祭のテーマとして掲げさせていただいた"it started in September/それは9月に始まった"。今後の私達の先を見るイベントです。物だけではなく、その物を提案する人の想いにも触れていただきたく、ブランドを有するエージェントさんにも無理をお願いして、ここ岡崎までお越し頂きました。

 11月になれば、既に2019年秋冬のプレコレクションが始まります。来年の10月には消費税も上がり、よりバイニングの難しさを感じますが、今まで育ててきたスタイルを大切にしながら、新しい風を入れていきます。ブランドは知らなくても、スグルが提案するものなら安心。そう言っていただけるショップを目指していきますので、末永くお付き合いください。

感動のマイストーリーを描いてくれるのが、カット&ソーブランドの mey story/マイストーリーです!!

 何を着れば、最も快適に過ごせるのか...この問いは、オトコの衣に携わる仕事をしている以上、何時も付きまとうことです。もちろん、T(時).P(場所).O(場合)があり、何を選ぶかは、そのシーンで変わります。食の仕事をしている方が食に拘るように、我々も身につけるものに拘り、生活レベル以上に贅沢な服を手にします。

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 硬い前置きの後の写真にしては、「なに、これっ」ですが、お許しください。裸足で登場は、今までのブログでは初めてのこと。もしかしてフラの練習スタイルですか?なんて尋ねていただけると話が前に進めやすくなります。学生時代は別としてスポーツは何もしていない私。そのためか、スポーツ店で売っているウェアを一枚も持っておらず、フラの練習用ウェアは、もっぱらグローリーガイで。穿いているパンツもインコテックスのジャージパンツです。そして、一昨日の練習用に購入したのが、現在、蔵庫/マガジーノで展開中のmey story(マイストーリー)

 その着心地に感動しなければ、裸足になることもなかったはず...と、それほど、皆さんにこの感動を伝えたい、そんな思いがブログになってしまったのです。以前より、このドイツ生まれのカットソーブランドの凄さは聞いており、念願の仕入れも果たした昨年。入荷してすぐに購入したポケット付半袖Tシャツの着心地も素晴らしかったけど、このスウェットシャツには完全に参ってしまいました。まずは見た目の美しさ。コットン100%(ペルー産ピマコットン)の半袖Tシャツより光沢があるのは、コットンに混じって再生セルロース繊維の一つ、リヨセルが使われていることです。テンセル(コールズ社の商標)と言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。そして厚すぎない生地はストレッチ素材の伸縮性と相まって、手の動きを邪魔しません。フラにおいて、会話の役割をする手の動きは、思っている以上に激しく、通常のスウェット地では腕が疲れてしまいますが、これなら半減です。趣味のフラをより楽しい時間に誘ってくれるmey story (マイストーリー)。長年、多くのカットソーを扱ってきましたが、他に類を見ない優れもので、予想以上の機能美です。ぜひ、この感動を皆さんと分かち合うことができれば、仕事冥利に尽きます。ぜひぜひ、お試しあれ!!

初の試みは、公私混同!? Stile Latino/スティル ラティーノのナチュラルブラウン コットンスーツ&ネイビーブルー サマーウールスーツ 気ままなSUGURU BLOGよりご案内です!!

 ほぼ毎日、更新される「GLORY GUY NEWS」。主に新作の入荷案内をコーディネートとともにご紹介するブログですが、モノだけでは平面的な情報しか発信できない。それでは読まれる方にとって退屈であり、魅力を感じていただけないのではないか。もっとライフスタイルとしての洋服や雑貨であるべきで、モノマガジン的な内容にしたくない...そんな提案する側の思いがあり、補足的な役割も含め、"前置き"があり、私の気ままなブログ「SUGURU BLOG」があります。

 また人が身嗜みを整えることで、前向きな姿勢と謙虚な気持ちを同時に育み、周りの人をも楽しませることで自分をも楽しみ、日々の生活を豊かにしてくれると信じている私。好きなだけでは伝えることが出来ず、好きなことを生業にしていることの難しさも感じていますが、それだけに一生をかけて励むことのできる"やりがい"ある仕事だと思っております。

 と、ずいぶん硬い前置きになりました。本日は、「SUGURU BLOG」初の試み。新作のご紹介をさせていただきます。

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 このハンガーに刻まれたブランドを見て、「なるほどね」と感じていただければ嬉しい限りです。かなり個人的な嗜好でセレクトしている【Stile Latino/スティル ラティーノ】。昨年の秋、遂にグローリーガイの売り場に登場です。詳しくは、7月31日のブログをご覧ください。

 今回セレクトしたのは、ライトブラウンのコットンスーツとネイビーブルーのサマーウールスーツ。公私混同なバイニングです。

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 見た目はシンプルですが、隅々まで行き届いた服は、作り手の心配りを感じます。手間をかけ、心が注がれた服の魅力が、ここにあります。

 ジャケットは、シングル3つ釦段返りサイドベンツ、両サイドのポケットは両玉縁ウェルトポケット。ボトムは、ウォッチポケット付、ワンプリーツ入りの細身テーパードモデル。ドロップ8のレギュラーで選んでおります。

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 何も加工されていないドライタッチなコットン地は、ハリコシはあるけど、しなやかなです。ベージュより濃く、ブラウンより明るく、カーキのように黄色味がある、色名を付けるならナチュラルブラウンでしょうか。

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 色合いが明るくなっていますが、お見せしたいのは裏側。グリーンの裏地の手前に付いた表記タグ。実際には外して着るのでしょうが、ミーハーな私は、たぶん付けたままになりそうです。いや、迷うところ...。後で考えましょう。

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 モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。

 合わせたシャツはBARBA、ベルトはTIBERIO FERRETTI、靴はDOUCAL'Sです。

MODEL:「AUGIULI030RS3」 コットンスーツ
SIZE:42 ・44 ・46
COLOR:ナチュラルブラウン
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥260,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

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 かつてのネイビースーツは、BOGLIOLI(ボリオリ)。現在、クローゼットの奥にしまってありますが、昨年は出番無し。なぜかと言えば、シルエットに問題あり。購入したのは、今から8年ほど前で、当時はジャストと思っていたのに、今となってはオーバーサイズ。で、思わずオーダーしてしまったのが、【Stile Latino/スティル ラティーノ】。コットンスーツと同型の、やや明るめのネイビーブルーをセレクトです。

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 しなやかなウールであれば、更に繊細な手作業を体に感じることができます。「服の生命は第一に芯据え」といいますが、芯がしっかりしていることは、人も服も同じです。それぞれの理由あるパーツが、一つ一つ手間をかけて作られていく事で、立体的で着心地の良い服が出来上がるのです。

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 よい服は裏地もきれいです。思わず、自慢したくなりますよね。

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 モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。

 合わせたシャツはBARBA、ネクタイはHolliday&Brown、ベルトはARALDI、靴はFERRANTESです。

MODEL:「AUGIULI030RS3」 サマーウールスーツ
SIZE:42 ・44 ・46
COLOR:ネイビーブルー
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥270,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

豊田貿易さんのご厚意により、Giannetto/ジャンネットのデザイナー Vincenzo氏にご来店頂きました!!

 久しぶりのイタリアからのお客様です。そうそう忘れていました。1月にミラノからオペラ歌手の加地さんがお見えになりましたね。でも、彼女はイタリア人ではありません。昨日、ご来店いただいたのは、現在マガジーノで展開している【Giannetto/ジャンネット】のデザイナーを務めるVincenzo氏。創業者の息子さんです。まずはグローリーガイに立ち寄っていただきました。

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 彼とは既に何度かお会いしていますが、その場所はフィレンツェで行われるPITTI UOMOの会場。こうして来日され、岡崎にある私どもの店内でお話が出来るなんて、やはり感慨深いものがあります。ついつい得意のおしゃべりです。

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ここぞとばかり、イタリア語で挨拶するナグラさん。この日の彼の出で立ちは最近購入したご自慢のTHE GIGI(ザ・ジジ)のジャケット。私はと言えば、Giannetto(ジャンネット)と同じプーリアにあるTAGLIATORE(タリアトーレ)。まったく気の利かない二人です。タカイは休みでいませんでしたが、いたら、きっと気の利かない三人になっていたことでしょう。ジュニアなんかは、ちゃんとジャンネットのシャツを着こんで出勤していったのに...です。

 今回の来岡に際して、エージェントの豊田貿易の服部氏から、特別な依頼がありました。それは何かと言えば、「鰻(うなぎ)を食べさせたい」。「お任せください!!」と、早速、予約を入れておきました。

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 向ったのは、この場所から、さほど遠くない「かも川」さん。車で5.6分の距離にあります。

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 入る前からテンションの高いVincenzo氏。彼は日本が大好き。そして日本食も大好き。東京には何度も来ており、日本の食べ物には抵抗がないそうですが、鰻は初めて。早速、携帯で写真に収めておりました。箸使いも慣れたもので、美味しそうに味わいながら、一粒も残さず完食です。そして彼以上に満足顔だったのが、意外にも豊田貿易の豊田さん。彼はドイツ人のハーフ。そのせいか?体格も良く、あっという間に食べ終えてしまいましたが、「美味い!」の連発でした。なかなか東京でも食べる機会の少ない鰻。それも味や感触が全く異なるようです。関東圏では、素焼きの後で蒸すのがふつう。味も薄味ですが、ここは関西風の蒸さずに地焼。味は関東と比べると、濃いめのタレです。好みはあるでしょうが、まずは気に入って頂き、一安心です。

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 隣席のお客様とも打ち解けてしまう陽気なVincenzo氏。美しいプーリアの海。その砂浜で3歳?になる娘さんと戯れている写真を自慢げに見せてくれる彼の表情は、とても優しげでした。ファミリーに対する愛情が深いからこそ、もの作りへの情熱が生まれてくるのでしょうね。

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