岡崎の美味しいもの紹介 その1「大正庵釜春 竜美ヶ丘店」の”もろこしうどん”

 冷たい雨になりました。前回のブログで「立冬」の言葉を出しましたが、暦どおりになりました。ただ秋が短くなるのは寂しいですね。春も同じです。何事においても極端はいけません。徐々に、或いは程々が一番良いのですが、最近の世の中、そうもいきません。できるだけストレスをためないように、十分体調管理をして、気持ちをコントロールしていきたいものです。

 今週の日曜日に千葉県の浦安市から、ご夫婦でご来店された方がみえます。丁度、レディース店Cachetteで撮影を終えたときでした。奥様がブログでチェックされたものを、その後、メンズ店に移動され、ご主人は私の欲しかった【CISEI】のカモフラージュバッグや【PT】のパンツなどを購入され、買い物を楽しんでお帰りになられました。お昼時で、帰り際に岡崎で美味しいものを食べさせてくれるお店を聞かれましたので、近くの鰻やさんをご紹介させていただきました。その夜、その方からメールをいただき、その鰻やさんがお休みで、他の鰻やさんに寄られたことを聞いて、恐縮です。たまたま、その鰻やさんも岡崎では有名なお店で、ほっとしましたが・・・。

 最近、とても嬉しいことに遠方よりご来店いただける方が増えています。折角、岡崎に足を運んで頂いているのなら、岡崎の見所、美味しいお店などをご紹介しないといけませんね。飲食店で写真を撮ることに躊躇しますが、一軒ご紹介させていただきます。

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 岡崎近郊にお住まいの方なら、誰でも知っている「大正庵釜春」。釜揚げうどんで有名なうどん屋さんですが、そこから暖簾わけしたお店がいくつかあります。その中の一つ「竜美ヶ丘店」のオリジナルうどんが、上の写真「もろこしうどん」。とうもろこしをふんだんに使ったあんかけうどん。とろっとした甘味が溜まりません。ぜひ食べてみてください。

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 お店の看板です。現在は、昼間だけの営業(11時から15時)ですが、この「やっとる」の看板が出ていれば開いています。昼時は、かなり混んでいますので少し時間をづらして行かれたほうがいいかもしれません。

 余談ですが、ここのご主人との出会いは、21年前。私が独立して店を出して間もなく、奥様とご来店いただきました。ご夫婦で、英国王室御用達アウトドアバッグのCHAPMAN(チャップマン)を購入されたのが印象的で、それ以来お付き合いさせて頂いています。骨董品が大好きで、当時は私も古い英国車に乗っていたせいもあり、車談義に花を咲かせたものです。

 題名が「岡崎の美味しいもの紹介 その1」にしました。よって、毎回ではありませんが、今後、気に入ったお店の紹介をさせていただきますので楽しみにしていてください。あくまでも独断と偏見ですので、ご容赦くださいね。

 

 

 

スペイン料理とボサノヴァ

 
 本当に、この暑さ、いつまで続くのでしょうね。先週の出張の疲れか、少々、仕事のペースが遅くなってしまっています。今日は、定休日。出張も無いので少しのんびりです。

 先週の日曜日(22日)、夜7時より名古屋駅西にあるスペイン料理「カラカルメン」で、”橋本眞裕美カルテット”のライブがありました。以前、私のブログで一度、紹介しましたが、橋本真裕美は、私の妹です。子供の頃から、ずっとクラシックピアノを習っていて、現在は、プロのジャズピアニストとして活動しています。さて、スペイン料理にジャズ?普通は、フラメンコ・ギターでしょう。私もそう思いましたが、さすがに”橋本眞裕美カルテット”。お客様のリクエストにも難無く応えて、自分の身内を褒めるのも照れくさいのですが、素晴らしい演奏会でした。

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 食べ歩き、外食が苦手な私は、いつも決まった店しか行かず、また食べることに殆ど拘りが無い為、食の知識は多くありません。要するに好き嫌いも無く、何でも食べるのです。そんな無頓着な私でも、ここ「カラカルメン」の野菜いっぱいのパエリアは、美味しく、シェリー酒に本当に合うのです。この日も食前の辛口のシェリー酒から始まり、ビール。そして食後の甘口シェリー酒と、ほろ酔い気分です。

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「カラカルメン」は近くで営業している「後藤酒店」の店主の奥様カルメンさんがオーナーです。カルメンさんの実家は、スペインのカタルーニャ地方バルセロナで100年以上続く老舗のレストラン。料理の他に、陽気なカルメンさんとの会話も楽しめます。http://r.gnavi.co.jp/n611100/

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発見しました。理想の天ぷら屋さん。

 私(SUGURU)のブログを書き始めて、もう一年になります。第一回目のブログは「モンクレール」の展示会報告でした。今年も19日(火)にモンクレール2010年秋冬コレクションの為、東京に行ってきました。

 昨年よりモンクレール・ジャパンになり、場所も六本木から南青山に移転しました。表参道駅で降り、一流ブランド店が立ち並ぶみゆき通りへ。クロエやオメガが入る南青山スクエアやプラダなど個性的な建物が多い通りです。この通りと平行している骨董通り沿いにはメーカーも多く、よく通るのですが、ここは殆ど未知の通り。時間は1時を回り、どこかで食事をしようと探しても、男一人入れるような店はありません。諦めかけて、戻ろうとしたところ目に留まったのが天ぷらの「宮川」の看板。気をつけていないと通り過ぎてしまいそうな店構えですが、いい所を見つけました。

 入ってみると、店内は満杯。それも年配の方ばかり。「ここは絶対に美味いぞ!」と確信して、少し待つとカウンターの女性が席を開けてくださいました。良い席です。目の前で天ぷらを揚げる様子が見えますから。親子でしょうね。何代目かはわからないけど、息子さんの方が一生懸命、天ぷらを揚げています。とにかく天ぷらは「蒸発作用」を利用した化学的な調理方法と言われるぐらい、複雑です。油の温度と衣の状態が決め手になるそうです。微妙な温度の変化を微調整する為に、常に「目」と「耳」を使って変化を追いかけていて、その為に無口になったり、目が鋭くなったりするそうです。カウンターで見ていると、正にその通りで真剣です。その姿をカウンター越しにみている私も真剣です。隣で、さり気無く吸い物を出したり、器を用意している父親の方は、その後継ぎの仕事振りを厳しく、そして優しく見守っています。食事を済ませ、出て行く人の全員が「美味しかったよ。ご馳走様」と声をかけていきます。

 丼ものが大好きな私が頼んだのは、天丼。ごはんの上に、海老、イカ、キスかな?、ナス、かぼちゃなどの天ぷらが載り、その食感はフワッサクッ(料理評論家ではないので、上手く表現できなくて・・・言い訳です)。写真を撮るのは失礼ですし、粋ではないのでお見せできませんが、見た目も美味しそうです。一口、食べて満足そうな私の顔を見たのか、父親である店主も嬉しそうでした。無言で食べ終えた私も、「また必ず来ます」と言って店を出たのです。生意気な言い方ですが、こうやって親子で天ぷら一筋に毎日、真剣にお客様をもてなしている姿を見ると、嬉しくなります。そしてこの息子さんから伝わる一生懸命さがさり気無さに変わると、本当に一人前になるのでしょうね。楽しみな店です。来週の水、木曜日と東京です。また、必ず食べに行きます。

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