駆け足の札幌、また会いましょう!

 一夜明けて、2日目。まず向かったのが、北海道神宮。

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 この日、札幌の天気は、狐の嫁入り。日差しがあるのに雨です。傘を差すまでもない中途半端な天気は、私にとって、とても迷惑な話。でも今回、フード付きのダウンを着てきたおかげで、没問題(大丈夫)! 正直に言って、ファー付きフーデットダウンの購入は、初めてなんです。初めてということは、あまり興味が無かったということですが、この着丈の長さとダウンのもたつきがないシャープなデザイン。それに北海道という旅先にぴったりな機能性。それに加え、ウール100%なのに水を弾くというロロ・ピアーナのレインシステムを試してみたくての購入です。満足度は…

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 このVサインが物語っております。

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 次に向かったのが、大倉山ジャンプ競技場。1972年の札幌オリンピックが思い出されます。中学生の頃でしたが、メダル確実と期待されていた笠谷選手の90メートル級ジャンプ。2本目に横からの突風に煽られて、残念ながらメダルを逃したシーンが印象的でした。

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 相変わらず仲良しの二人です。仕事場では、こんな表情は見たことがありません。ただナグラは怖くて左手が離せないようです。左に見えるのは、札幌市内。テイクオフの瞬間、札幌市中心部のビル群に向けて体を投げ出す感覚になるそうです。想像しただけで、足がすくみます。

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 そして相変わらず仲良し振りを見せてくれるのは、ナグラとタカイ。どうも仕事場とは…。ここは白い恋人パーク。男5人で訪れるのはどうかと、予定には入っておりませんでしたが、時間調整のため、寄ってみました。こんなにはしゃいでいる二人を見れば、ベストチョイスでしたね。

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 パークの中で、工場を見学することもできます。殆んどの製造工程は、機械。ここは検品作業をしています。機械化に伴い、人の手が必要とされなくなるんですね。複雑な心境です。

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 ”昔の子供のおもちゃ箱”をテーマにしたフロアは、懐かしさで一杯です。

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 昭和30年代の一般家庭を再現。私が生まれた頃ですが、アルバムで見る白黒写真以外に記憶はございません。

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 私より先輩のK氏。この風景に溶け込んでいるようです。やはり、この方の方が似合うような…失礼しました。

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 実は急遽、この場所に行くことを決めた理由が、このホットチョコレート。香りの良い甘~いホットチョコレートを先に飲んで、隣に置いてあるグラン・マルニエを加えると、甘みが消えて、すっきりとした味に。グラン・マルニエとはフランスのオレンジ・リキュールです。アルコール度は高いので、入れすぎると酔っ払います。

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 美女と野獣は、グローリーガイ慰安旅行の定番。笑顔の素敵な女性でした。参考までにK氏はザノーネのタートルネック(ヤク)、T氏はグランシャツです。少々気になるのが、お腹辺り…でしょうか。

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 大通り公園に戻ってきました。今年で12回目を迎えるミュンヘン・クリスマス市。「ビールの街」として有名な札幌とドイツ・ミュンヘンは、1972年に姉妹都市として調印が行われました。そして2002年、30周年を記念して、さらに絆を深める為に開かれたのが、ミュンヘン・クリスマス市です。クリスマス飾り、ろうそく、くるみ割り人形などの他にクッキー、焼きソーセージ、お菓子などの屋台が並び、地元の方や観光客で賑わいます。

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  テレビ塔の時計が2時8分を表示しています。ホテルでしっかり朝食をとったため、昼食のことを忘れていました。ただ、ホットチョコレートを飲んだのが、少し前。さほどお腹は減ってはいませんが、屋台に並ぶ人たちの後ろに、いつの間にか並んでおりました。私が選んだのは、ソーセージセットとホットワイン。寒い時には、ホットに限りますね。この後、今回の旅、最後の目的地に向かいます。

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 夕陽を浴びる羊さんたち。そうです。ここは、

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 …です。ここでは、当然、これをやりたくて来ました。

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 クラーク博士の言葉 「Boys, be ambitious (少年よ、大志を抱け)」は、誰もが知っている有名な言葉です。

 今の北海道大学の初代教頭として就任したのが、1876年7月。8ヶ月の滞在後、翌年の1877年5月には離日。なんと短い滞在なんでしょう。ただ、面白いのは就任の後押しをしたのが、あの同志社大学の新島襄なんですね。

 さて誰が最も似ているでしょうか? 足の開きはタカイ。指した腕の角度は、ナグラと私でしょうか。髪の量は、私。ということで…。

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 いかがでしたかね、ナグラさん。

 いやぁ、良かったんじゃないですかね。

 どこが一番良かった?

 いやぁ、札幌の夜は、なかなかですね。

 どうして?

 いやぁ、記憶が曖昧で… 忘れました!

 

 

 

 

小樽の夜、そして札幌へ

 小樽運河から北一ガラスへ回る頃には、外は真っ暗。今夜の為に昼食を抑えているせいで、どうしても意識が食べものやに向かいます。周りの誘惑に負けないよう、早々に旅の目的である八田寿司さんへ。ただ、その前に一軒、寄るところがあるのです。そこが、

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 ここ小樽の海産物を扱う高木商店さん。いざ買い物となると、タカイは焼津出身だけあって、さすがに動きは早く、その眼差しは真剣そのものです。

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 既に購入するものは決まり、値段交渉でしょうか。あまり興味のないナグラは、傘をもったまま、固まっております。

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 到着です。ナビゲータの辻観光のT氏が、超お勧めする八田寿司さん。確かに2年前に初めて訪れた際、今までに食べたことのない美味しさに驚きでした。決して嫌いではないけど、好んで寿司屋さんに行かない…その程度の私を、「もう一度食べたい!」と思わせるほど。たぶん、こんなに美味しい寿司は、銀座辺りの高級店に行かなければ食べられないんじゃないでしょうか。ただ、ただ、金額が違いすぎます。

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 もちろん、これ以外にも隠しメニューが…

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 八角(トクビレ)を手にして、にっこり。この方が八田寿司の大将。2年ぶりの再会です。

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 まずは、刺身の盛り合わせ。そして、握りへと。

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 食べたのは、これだけではありませんが、省略しますね。シャリは、北海道産ではなく秋田の「あきたこまち」が最も合うそうです。穴子だけは、おかみさんの担当。脂の乗った大きめな穴子に甘みを抑えた素朴なタレは、これも美味。そして最後の締めは、さいの荒汁です。料理評論家ではありませんので、この美味しさをどう表現してよいのか分かりませんので、この写真でご理解ください。

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 あまりの美味しさに、また固まってしまったナグラ。一滴もお酒を飲まないタカイに対して、酒飲みのナグラは、いつも以上にハイペース。ある量を過ぎると、わけの分からないイタリア語を連発するので、おかみさんから「うざい!」と一喝されておりました。

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 満腹大満足の一行は、この後、タクシーで雪の全くない札幌市内へと。雨がまだ降り止みません。

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 イルミネーションで彩られた大通り公園。本日の宿は、シティホテルの快適さと温泉旅館の寛ぎを売りにしている「ジャスマックプラザホテル」。地下800メートルより湧き出るやわらかな天然温泉が、疲れた心と体を癒してくれるはずです。温泉のロビーで待ち合わせして、後は自由行動。各自、旅の汗を流した後、思い思いの夜を過ごしたはずです。

 実は、ナグラとタカイを除いた大人3人組は、夜中の反省会。12時過ぎから出掛けた近くのラーメン店で缶ビール片手に味噌ラーメン。これぞ旅の醍醐味ですね。

グローリガイ、3回目の慰安旅行は誰も文句を言わない2回目の北海道!

 行く前は、さほどにあらず。でも終わってしまうと、また行きたくなる慰安旅行。今年で3回目になりますが、それだけ楽しかった…ということでしょう。本日は、書き始めが遅くなりましたが、時間の許す限り、ご報告したいと思います。

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 11時15分に中部国際空港を飛び立ったJJAL3105便。13時には、CAさんの可愛い笑顔に見送られて北海道の地へ。今回の旅の同行者は、もちろん私たちのナビゲータ、辻観光のT氏と無理を言ってお誘いしたK工業のK氏。お疲れ様であり、ありがとうございました。そして、前回、鹿児島・指宿の旅では大きな話題となったナグラの服装。今回、皆様の期待を大きく裏切って、普通です。この日の為に購入したルビアムのダッフルコートに、前回、出掛け際に大慌てで購入したCISEIのトートバッグ。コートの中は、いつもの仕事着と同じです。タカイは旅なれているせいか、2年前の北海道と同じ着慣れたヘルノのダウンと温度調整がしやすいジレにショールカーディガン。ただ足元は、確か札幌で滑って転んだ時と同じブーツ。懲りない男です。

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 新千歳空港から函館本線・快速エアポート135号で小樽へ。5番線ホームに到着です。反対の4番線ホームは、小樽にゆかりの深い石原裕次郎さんに因んで「裕次郎ホーム」と愛称が付けられています。ホームの番号表示灯の数字「4」がヨットに見立てたデザインになっている上に、裕次郎さんの曲も流れています。裕次郎さんを愛する街・小樽…なんですね。

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 開通当時?から残る駅名標。そして、こちらがグローリーガイの店名標。創業当時(平成2年)の物です。

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 グリーン地にゴールド。よく似ていますね。

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  2年前に初めて訪れた喫茶「光」さん。小樽都通りを入るとすぐ左側にあります。昭和8年創業という老舗中の老舗。当時のままの佇まいが残る店内。暖かく灯るランプの明かりとノリタケ製のカップ、ソーサが交わる音。美味しい珈琲に煙草の煙…まさに昭和です。寄らない理由は、一つもありません。

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 この日の小樽は、雨。時計の針を見ていただくと、午後4時5分前。辺りは薄暗くなってきます。温度表示を見ると、7.1度。風がないせいか、今日の岡崎よりも暖かく感じます。2年前の小樽が、

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 こんな感じ。冬の小樽って、感じですね。今回はと言えば、

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 雪は、殆んどありません。その代わりに雨。でも運河沿いのガス灯がともされ、石造倉庫がライトアップされると昼間とは違ったロマンティックな雰囲気に。ただ、ただ毎回、男ばかりの旅。いつかは…

 お後がよろしいようで、本日はここまで。この後は、ショッピングではなく、寿司です。この旅のメインイベントです。楽しみにしていてください。

 

 

海外出張+α 報告 「フィレンツェの巻 PARTⅡ」

 多くの方にご来店頂いた「Paraboot トランクショー」。毎回、この企画に必ず参加していただける熱狂的なファンの方、初めて参加されて、バリエーションの多さに驚かれ迷いながらも購入されていかれる方など、年々、盛り上がりを見せてくれるトランクショー。皆さん、ありがとうございます。

 さて、本日から、海外出張でちゃんと仕事をしてきた?という証拠をご覧ください。巷では、海外出張にかこつけて、遊びに行っているなどとの噂も流れているようで・・・。でも、あながち間違ってはいないようです。

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 涼しかったパリに比べて、フィレンツェは燃えるような暑さ。40度近い気温に容赦なく夏の日差しが照りつけます。この日の為に、eleventy/イレブンティのジャケットを購入した息子(写真中央)もいつの間にか脱いでしまいました。気合を入れる前に溶けてしまいそうです。

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 スーツ、ジャケット売り場に色気を。そんな思いが募る昨今。遂にナポリのモダン・サルトリアと称されるISAIA/イザイアにトライです。今秋より店頭に並びます。 それにしても、私の服装が地味にも見える華やかな色使いやアイコンのコラールをモチーフにしたネクタイなど遊び心満載のISAIA/イザイアでした。

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 ISAIA/イザイアの姉妹会社「ミケランジェロ」が、若い世代に向けて発信しているブランドが、EIDOS/エイドス。色使いは、ぐっとシックです。日本での展示会で再検討です。

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Valstar/ヴァルスターのブースで見つけたロイヤルブルーのハーフコートに満悦。社長のステファノ・マッサ氏もなかなかな洒落です。

 もう少し、ご報告をと思いましたが、そろそろ閉店です。今から売り場、ストックを併せて300足近く入荷したパラブーツの靴を片付けます。準備より後片付けの方が大変なんです・・・。

 

 

 

 

 

海外出張+α 報告 「フィレンツェの巻」

  1年半ぶりのフィレンツェ。宿泊先に選んだのは、HOTEL DE LA VILLE/ホテル デ ラ ヴィッレ。サンタマリアノベッラ駅から歩いて7.8分ほどの便利な立地にあるホテルです。すぐ隣にはエルメスのショップもあり、買い物や観光には最適な場所です。

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 部屋の調度品もクラシックで落ち着いた雰囲気の部屋。ただバスタブ付きの部屋を頼んだはずなのに、シャワーしかなくて残念。ただフロントの女性スタッフの親切な対応でマイナス面も帳消しです。この時期のフィレンツェのホテル代はかなり高くなります。ひょっとしてモナコで泊まったフェアモント モンテカルロより高かったような・・・。

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 少しでも荷物を少なくと、今回初めてシャツをクリーニングに出してみました。イタリアでは、ジーンズはもちろん下着やソックスにまでアイロンをかけると聞いていましたので、今まで敬遠をしておりました。麻のシャツは洗いざらしが気持ちよいのですが、案の定、麻のシャツ4枚にきちんとプレスがかかった状態で戻ってまいりました。ただ不思議なのが3枚はハンガー、一枚はたたんで袋に入っています。なぜでしょうね。尋ねてみるほど、語学力に自信がありませんので、未だ解明されておりません。

 そろそろ、肝心の展示会報告と思っておりますが、明日、明後日の2日間にわたり開催させていただく「Paraboot/パラブーツ  トランクショー」の準備に追われているスタッフに合流いたします。暫くお待ちください。

 

 

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