東京出張。朝の素敵な時間。

  ローカルな話題です。

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  昨日、2012年春夏のプレコレクションを見るため東京に行ってきました。以前は6時台の新幹線に乗る為、4時半起きをしていましたが、最近は8時台に乗る為、少しゆっくりできます。この写真は、7時半頃に撮った車内の写真ですが、人の少なさに正直驚きました。確かに田舎に住んでおりますが、こんな状態は初めてです。ダイヤ改正のため、以前、乗っていた急行が準急に変わり、新幹線に乗る豊橋駅に出るまでに乗換えをしなくてはいけなくなりました。私が乗る美合駅の次の駅で高校生が降りてしまうと、車内はがらんとしてしまい、殆ど貸切状態です。

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 長椅子に置いてあるフェリージの鞄は私の物。朝陽を浴びて走る電車。のどかな車窓の景色。なんとも優雅な時間です。座ることのできない特急電車に乗るより、乗換えをする手間や時間がかかったとしても、こんな空間が手に入るなら、準急でのんびり行くほうがいいですね。

  昨日は、フィナモレ、J.W.ブライン、PT、ラルディーニ、バルバを見てきました。近日中にご報告いたします。

我儘を言える店は、緊張からの開放

 長かったゴールデンウィークも終わり、いつもの静けさが戻ってきました。今年は、例年よりお客様も多く、緊張の連続でした。もう20年以上、この仕事をしているにも拘らず、接客は常に緊張します。自分が直接、接客をしていなくても、事務所でデスクワークをしていても、お客様がお見えになる間は、いつも緊張しています。おかげで肩甲骨のストレッチは欠かせません。

 そんな緊張をほぐす時間が休憩。メンズ、カシェートのスタッフは皆、事務所で食事をするのですが、私は気分転換のため、必ず外に出ます。ただ、一人でゆっくりと寛げる店は意外と少ないのです。15年前、グローリーガイが、この場所へ移転した頃に比べれば、ここ数年、通りには多くの店ができました。寿司がくるくると回ってくる店もできました。自分で飲み物を取りに行かなければならない店もあります。でも結局、通うのは、昔からあった夫婦で経営しているような小さな店です。毎日のことですから、自ずから馴染み客になります。元来、不精のくせに我儘な私にとっては、そのほうが楽なのです。そういえば、床屋も17歳から、ずっと同じ所に通っています。大学を出て、横浜で働いていた時代も、一ヶ月に一度は帰ってきて髪を切ってもらっていました。ただ、座れば寝ていても済んでしまう、こんな楽なことはありません。

 夕方の休憩もそうです。、時々行きつけの喫茶店に行き、我儘を言います。その我儘が、

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 厚めにスライスした食パンにバターを塗って小倉餡を乗せた「小倉トースト」。愛知県の名物です。何が我儘かと言えば、大きさです。普通メニューにあるのは、写真の大きさの食パンが4切れでサンドイッチのように小倉餡が挟んであります。以前は、普通に注文をしていたのですが、軽く腹ごしらえするには量が多すぎます。「何とかならないっ」とママさんに頼むと、「いい男だから特別サービス!」ってお世辞付きで、これを出してくれました。価格も80円。これも、お馴染みさんの強み。我儘を言える店をどれだけ持つか、私にとっての緊張からの開放は、これにかかっています。 

 明日は、2週間ぶりの休みです。今から、我儘の言える所へ飲みに行ってきまーす!

 

勇往邁進!でも日々、反省。

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   【DRAKE’S(ドレイクス)】のネクタイが入荷しました。NEWSには、また詳しくご紹介しますね。

 最近のクールビズ提唱でネクタイの売上げ本数が、ぐっと減ってしまったのが昨年。でも今年は、どうやらその流れも変わりそうです。実際、2月、3月のネクタイ需要は増えており、オーダー数を減らしたせいもあり、期中、メーカーに走って追加をかけたほどです。そして、今回もドレイクスのネクタイを展開するフェアファックスさんに急きょ連絡をして入れていただくことにしました。久しぶりにネクタイの並びの角度が45度です。

 内輪の話ですが、売れない物の在庫過多は資金繰りを圧迫し、経営を苦しくさせます。かと言って売れ筋ばかり追いかけるのは、ショップとしての魅力を失いかねません。スーツが売れない、ネクタイが売れないからと言って、カジュアルなものばかり仕入れるのも片手落ち。オケージョン(特別な機会)で着る服を揃えていない店は、カジュアルショップです。いかにオケージョンに対応できるかは、とても大切で、それが店の品格にも繋がります。と偉そうなことを言いましたが、これは自分への反省の言葉でもあるのです。

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 2007年1月号のMEN'S EX 「ニッポンの名洋品店100」に選ばれました。雑誌社の方の取材を受け写真を撮られた時は、照れくさくもありましたが、とても嬉しかったですね。あれから、4年。日本を代表するメンズショップを目標に、日々、反省しながら勇往邁進しております。

 

赤色のカメラと青色の名刺

 前回は、お見苦しい写真をお見せしてしまい申し訳ありません。原因はカメラの寿命でした。早速、新しいカメラを購入してきました。今週の展示会で再度撮り直しをして、写真を載せ変えましたので、見直してくださいね。

 カメラを購入する際に悩んだのが色。選ぶ機種は決めていたのですが、色を選ぶ際に、ずいぶん悩みました。用意されている色は、黒、白、赤そしてシルバーの4色。大好きな青があれば、即決なのですが・・・。散々迷った挙句、青と同様に好きな赤にしました。赤は、生命の象徴です。人を元気にさせる、そんな色なのです。

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 ついでに言えば、青は不朽の色であり、復活の色とされています。この意味を知ってか知らずでか、着ている服は青が多いのです。特にアウター、セーターなどのトップスは濃い色、薄い色合わせると全体の7割ほどにもなります。青の服を着ると、若々しく見えるのも、その意味のせいでしょうか。また名刺の裏側も青です。

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 更に、赤と青の組み合わせが、吉祥を招くとされています。

 と、色を選ぶ基準は、人それぞれ、色々とあります。もともと好きな色に、この意味を重ねて色選びをしているので、自ずと偏ってきますが、どちらの色も元気の出る色です。この2色に白を入れると更にパワーアップします。その配色は、トリコロールになりフランスの国旗に。ただ、青は自由、白は平等、赤は博愛と意味は変わります。色の持つ意味は様々です。自分なりに解釈して、好きな色を楽しむといいですね。

 今週の火曜日から2泊3日で出かけた2011年秋冬展示会。大好きな青色の名刺と赤色のカメラを持って、今まで以上に魅力ある商品をオーダーしてきました。赤色のカメラの中には、そんな商品の写真が一杯詰まっていますので、時間の許す限りご紹介していきます。ご期待ください。

 

 

 

 

スペイン料理とボサノヴァ

 
 本当に、この暑さ、いつまで続くのでしょうね。先週の出張の疲れか、少々、仕事のペースが遅くなってしまっています。今日は、定休日。出張も無いので少しのんびりです。

 先週の日曜日(22日)、夜7時より名古屋駅西にあるスペイン料理「カラカルメン」で、”橋本眞裕美カルテット”のライブがありました。以前、私のブログで一度、紹介しましたが、橋本真裕美は、私の妹です。子供の頃から、ずっとクラシックピアノを習っていて、現在は、プロのジャズピアニストとして活動しています。さて、スペイン料理にジャズ?普通は、フラメンコ・ギターでしょう。私もそう思いましたが、さすがに”橋本眞裕美カルテット”。お客様のリクエストにも難無く応えて、自分の身内を褒めるのも照れくさいのですが、素晴らしい演奏会でした。

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 食べ歩き、外食が苦手な私は、いつも決まった店しか行かず、また食べることに殆ど拘りが無い為、食の知識は多くありません。要するに好き嫌いも無く、何でも食べるのです。そんな無頓着な私でも、ここ「カラカルメン」の野菜いっぱいのパエリアは、美味しく、シェリー酒に本当に合うのです。この日も食前の辛口のシェリー酒から始まり、ビール。そして食後の甘口シェリー酒と、ほろ酔い気分です。

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「カラカルメン」は近くで営業している「後藤酒店」の店主の奥様カルメンさんがオーナーです。カルメンさんの実家は、スペインのカタルーニャ地方バルセロナで100年以上続く老舗のレストラン。料理の他に、陽気なカルメンさんとの会話も楽しめます。http://r.gnavi.co.jp/n611100/

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