今、明らかに極めるなら、世界の逸品を着た "オトナカワイイ" です!!

 本日のブログはタカイちゃんに任せているので、なんとなく手持ち無沙汰。商品の移動など店頭の整理をしてはいましたが、まだまだ時間はあります。お客さんでも来ていただけるなら、話し相手になってもらうのですが、今日に限って静か。たまには、早退するのもいいのでしょうが、誰も帰っていいとは言ってくれません。という事で、パソコンの前に座ったものの、何を書こうかです。

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 オンライン掲載の準備で忙しそうにしているナグラさんを捕まえて、写真を一枚。本日の出で立ちです。「おっ!」と気がついていただけたでしょうか。【ALFREDO/アルフレッド】の「ライン入りリング編みロールネックセーター」です。展示会で一目惚れしたニットだけに、売れてしまう前に手に入れてしまいました。今日が初舞台です。相変わらずニット好きな私ですが、ここまで感動したニットは久しぶり。我が家のクローゼットには溢れるばかりのニットがあります。敢えて買わなくてもと思うのですが、いやいや、いつも新鮮な気持ちで、ときめいていたいからと、また一枚仲間入りです。

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 独立する前に勤めていたショップの中心ブランドは、ラルフローレン。ただラルフローレンのコレクションの中でも、彼の衣装を着た映画「アニーホール」に見るウディ・アレンではなく、「華麗なるギャッツビー」のロバート・レッドフォードのスタイルが好きでした。ロバート・レッドフォードといえば、自分の中では「追憶」いや「スティング」いや「明日に向かって撃て」いや「愛と哀しみの果て」これもいいけど、いや「ナチュラル」なんです。若くして野球の天才と呼ばれるが、凶弾によって球界入りを遅らされ、35歳にして"奇跡のルーキー"として活躍する事になった男ロイ・ホッブス。その男の半生を「レインマン」のバリー・レヴィンソン監督が詩情豊かに綴った作品。男の私から見て、美しいと思ったのが、この作品で主演を務めたロバート・レッドフォード。その際に着ていたニット姿がとても印象的でした。「エデンの東」のジェームス・ディーンのニット姿に魅かれたりと、ニットにはどこかロマンチックな郷愁を感じます。古いセーターに袖を通す時の感情は、旧友に出会った時のような懐かしさ。子供の頃から、高校に上がる頃まで、母親の編むセーターを着ていたことも、ニット好きの要因の一つかもしれません。

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 話は変わります。まさかボーダーについて自分が語ろうなんて思ってもみなかったことです。かつてバイニングしたことはありますが、あくまでも品揃えの一つ。物心ついてから着た記憶のないボーダー柄。街に氾濫する、この柄を敢えて避けていたかもしれません。かつては...です。服装の転換期は、20年に一度あるようです。40代に何を着るかと考えた時にイタリアンスタイルのセクシーさに惹かれました。今60歳を迎えて目指すのは、オトナカワイイなんて、言葉にするのも照れますが、まさにそんな心境。なにかと諦めなければならない年齢になってきましたが、諦めてはいけないのが、異性にモテること。明らかに極めていく年代だけに、まずはカミさんにモテることから始めてみることにします。

 話を戻しましょう。オトナカワイイ=ボーダー柄ではありませんが、色気のあるボーダーなら、ぜひ挑戦してみたい。その候補として上がったのが、上の写真【PHIL PETTER/フィル ぺター】の「ボーダー柄パイル地ラウンドネックTシャツ」。いい塩梅の抜け感です。

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 先日、BAGUTTA(バグッタ)をご案内させていただいた際に、「あまりの着心地の良さに、つい購入していいかとジュニアに聞いたら、渋い顔をされたMAISON CORNICHON(メゾンコルニション)のボーダーTシャツ。我慢しながら、羽織ったのが...」なんてコメントしたボーダー柄。地味にロングスリーブの白無地を持っていますが、他にはない着心地を体感できます。洗いこんだら伸びるかなと心配するほど、柔らかな生地感。でも心配は無用です。フランスでは4台しか残っていないドイツ製のヴィンテージ編み機によって作り出される伸縮性のある柔らかな生地は、そんな柔ではありませんでした。

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 これです。これです。ジュニアが着て、ご紹介しておりました。そして、もう一つ、お気に入りのブランドから気になるボーダー柄のTシャツが。昨日の蔵庫/マガジーノのブログをご覧ください。

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mey story (マイ ストーリー)

1928年創業のドイツの老舗ボディウエアメーカーMeyが手掛けるカットソーブランド mey story。ドイツにある自社のニット専用工場で加工した上質なファブリックを使って、 細心の注意を払い、高品質な製品を製造しています。mey storyは、自分だけのストーリーを持ち、人とは違う自分らしさを大切にし、 自分が求めるものをはっきりとわかっている男性のためのコレクションです。 mey storyのコレクションは、非常に貴重な高品質のペルー産ピマコットンを使って、 ドイツでハンドメイド製造されています。 mey storyが語るストーリーは、情熱、家族の伝統、ディテールへのこだわり、そして長年におよぶ経験です。

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 個人的に愛用しているのは、今日も着ている「ポケット付きクルーネックTシャツ」と、

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 綿48%・再生繊維(リヨセル)48%・ポリウレタン4%のラグランスリーブスウェットシャツ。今回、ホワイトのセレクトはありませんが、この生地の着心地を一度経験してしまうと、もう離れられなくなります。

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 ショートスリーブのボーダーTシャツは、マスヤマくんが着て、ご案内しております。このボーダー柄のTシャツ。今日、ZANONE(ザノーネ)の「ICE COTTON クルーネックTシャツ」をお買い上げになられたI様が、「次に狙うのはこれ。金曜日に蔵庫/マガジーノに見に行きます」なんて言うものですから、ドキドキです。サイズは私と同じ。ライバル出現です。

 今までイタリア一辺倒だったカットソーの品揃え。オーストリアの【PHIL PETTER/フィル ぺター】、フランスの【MAISON CORNICHON/メゾンコルニション】、ドイツの【mey story/マイストーリー】と世界を代表する、これ以上のものはないと言って過言ではないブランドが勢ぞろい。この夏は、カット&ソーを求めて、ヨーロッパの旅をお楽しみください。旅行費を浮かせるなら、ぜひ、ここ岡崎にお越しください。

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