ダッフルコート、再燃の兆しです!!

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 新鮮、それとも懐かしい...どう思われるかは、世代によって違うはずです。このダッフルコート、実は25年前に購入したGLOVERALL(グローバーオール)のものです。かつて、世界の一流図鑑のGLOVERALLの取扱店には、決まって私どもGLORY GUYの名が連なっていたほど、馴染みの深いブランドです。イタリアのファクトリーブランドに力を入れるようになってから、次第に店頭から姿を消してしまいましたが、TAGLIATORE(タリアトーレ)の展示会で提案されていたり、街中で見かけたりと、今、また注目されているようです。実家にあるクローゼットの奥から引っ張り出してみると、ここ15年は確実に着ていなかったダッフルですが、虫に喰われている様子もなく、健在です。念のために、購入以来、初めてクリーニングに出し、息子の前に出すと、目を輝かして、見入っている姿。「着るか?」と聞けば、二つ返事でした。もう既に、この時点で彼のものです。グレンチェックの裏地は、当時の限定モデル。価格も10万円以上していたはずです。ただ、サイズを見ると、イギリスサイズで42。本来なら、38でジャストなはずなのに、なぜオーバーサイズで購入してしまったのか? その時代の着方も反映しているのでしょうが、当時はサイズ選びより物欲の方が強かったことも一因です。20代の頃、初めて購入した、憧れのDENT(デンツ)のペッカリーグローブも、本来なら、7.5で買うべきところを8.5で気にせずに購入していたんです。後で後悔しましたが、当時は手に入れることに夢中だったんでしょうね。それも勉強です。そういえば、意図的にですが、隣りにEMMETY(エンメティ)のムートンダウンダッフルが並んでいます。

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 蔵庫/マガジーノのマスヤマが着用して、ご案内させていただいたのが、9月1日。ジュニアと共に若い二人が選んだダッフルコート。皆さんは、どちらが今の気分なんでしょうね。

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 切角なので、TAGKIATORE(タリアトーレ)のダッフルコートも並べてみました。デザイナーのピーノ氏が作るダッフルは、原型に忠実です。

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 個人的に気になるのは【LE PAR-DESSUS/ルーパーデッシュ】。世界的に有名なスウェーデン人デザイナーのPeter Simonssonがディレクションしている、フランス発アウターブランドです。甘い顔立ちが、微笑んでいます。

 "100年続くショップ"がテーマで、書き始めたダッフルコートの話。上手く、お伝えするには、もう少し時間がかかりそうです。30周年を迎える際にでも語らせていただきますので、本日は、この辺で...

 

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