経年変化を楽しみながら、歩んできた人生を慈しむ...そんな服冥利な話です!!

 思いのほか順調にNEWSブログを書き上げてしまい、7時半からのフラ教室には、まだ少し時間があります。手持ち無沙汰にならないように、本日の、いや本日もJACOB COHEN(ヤコブ コーエン)を穿いており、代わり映えしないので、昨日の出で立ちをご紹介しましょう。

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 昨年、思い切って購入したStile Latino(スティル ラティーノ)のコットンスーツ。クローゼットに並んでいるコットンスーツの中では最もポピュラーな色であり、素朴な生地でもあるのですが、やはり存在感は格別です。特に一年後の経年変化は見事といえるでしょう。経年変化に伴い、体型変化によって、サイズ44のウエストとヒップを3.0cmほど出しておりますが、着るごとに体に馴染んでくるのは、堅牢なコットン100%ならでは。最初は正直、窮屈感にやせ我慢も必要でした。良い生地の証拠でもある美しいシワが、ハンガーに掛かっている頃よりさらに色気のあるスーツに仕上げています。店頭に置いてあるものは未完成なものと思ってください。自分で所有し、着込んで初めて完成品となります。その経年変化を楽しむのは、自分の人生を慈しむ心と似ているのかもしれません。

 現在、サイズ42と44がご用意できます。「いやぁ~価格が...」と言われる方のために、今回、THE GIGI(ザ ジジ)が本当に良く似た色、生地でご提案しております。こちらでも十分にコットンスーツの面白さを味わっていただけますので、ぜひお試しください。

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 そして本日、自慢したかったのは、スーツのインに着ているロングスリーブのポロニット。以前なら欲しくても絶対に手を出さなかったFEDELI(フェデーリ)のものです。昨日のブログでもご説明させていただいたように、エージェントさんが変わり、大幅に価格を見直したくれたおかげで、ようやく身近なブランドになりました。詳しくは、昨日2月5日のブログをご覧ください。バイヤーとしての仕事を自分の買い物へと私物化できてしまうのは、個人商店のオヤジだからこそ。その代わり、欲しかったものを手に入れたときのモチベーションはうなぎ上り。周りの人にも優しくなれ、仕事はもちろん遊びにも精が出てしまいます。福を手に入れた、そんな服冥利な話でした。

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