遅ればせながらですが、盛岡の出張報告です!!

 久しぶりの手持ち無沙汰です。こんな時は一年で、そんなに多くは無いだけに貴重...といえば、そうなんですが、リズムのつかめない時間の流れは無為に過ぎていくようで、憂鬱な気分にもなります。もう帰って本でも読んでいようかなと思いながらも、夕方の休憩時間、いつものカフェで、隠しメニューの小倉トーストをいただいたら、元気もりもり。頭の中は単純です。そういえば、後日とお知らせしながらも、3月5日に出かけた盛岡の出張報告がまだでした。この時がチャンスとばかり、駆け足ですがご報告させていただきます。

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 一年ぶりの盛岡です。昨年の3月7日に初めて訪れた盛岡。本当は震災後すぐに行くべきでしたが、ずいぶん時間がかかってしまいました。私一人が行っても...なんて思いがあったのでしょうね。

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 昨年、突然にも拘らず、心尽くしのおもてなしで迎えてくれた菅原靴店オーナーの菅原さん。知り合ったのは。8年ほど前でしょうか。一時、大人気のポケットチーフになるグローブ「Pernoi」で縁があり、その後、東京出張の際、何度も食事をする機会があり、親交を深めておりました。そんな彼から、自社で運営する映像コンテンツ"Talking Sugawara Bar"への出演依頼があったのが、今年の2月。

 前の日から一睡もせずに盛岡入り。撮影前のワインが眠気を誘いましたが、なんとか無事に収録を終えた...はずです。実は、私に対する質問内容として、「地方ショップで経営する難しさや楽しさ、地方のショップでしかできないこと、地方でのファッション業の将来」があったのですが、編集時間の制約上、省略です。ただ、大したことはしゃべっておりません。一つだけ言いたかったのは、店を構えている場所を地方だと思っていないこと。たぶん、昔からのショップのオーナーさんは同じ考えでしょう。あまり良い意味では使われていませんが、自己中心的な"お山の大将"なんです。また、そうでなければ商いが成り立たないのかもしれません。

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 この日、用意してくれた宿は、つなぎ温泉にある"四季亭"さん。こじんまりとした、品のよい旅館で、宿の方も親切です。食事も食材に拘った和懐石。風呂も決して大きくはありませんが、露天風呂付き。シーズンオフの為、宿泊客も少なく貸切状態でした。貸切だからと言って、踊り(フラ)だすことはしません。

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 この笑顔を見ればお分かりでしょう。料理もいいけど、さらに良かったのが、お酒。この"浜千鳥"は最高でした。他にも有名どころに"南部美人"や"月の輪"などがあります。以前は殆ど飲まなかった日本酒。慰安旅行の定番ともなった小樽の八田寿司さんや、昨年の盛岡で案内された隠れ家的な店"藤原"さんで飲んだ日本酒は旨い。当たり前だけど、良い酒は気持ちよく酔えるものです。

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 昨日の午後から降り出した雨は、徐々に白くなっていき、周りを雪景色に変えていきます。夜中、どさっと落ちる雪に初めは驚いておりましたが、前日一睡もしていなかっただけに、いつのまにか記憶喪失。目が覚め、窓から見える雪国の美しい景色に見惚れます。朝食前にひとっ風呂は日本人の常識。今日一日素敵なことがありそうです。

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 小林社長は仕事の為、朝早く東京へ戻られました。菅原さんもこの日、東京出張があり、私を盛岡城跡にある公園前で降ろし、ここでお別れです。帰りの便に時間のある私は、目の前の「もりおか歴史文化館」を見学した後、本を読む為に紹介してもらった喫茶店へと。何回も凍った歩道に足を滑らせながら、ようやくたどり着いたら、臨時休業。気持ちを奮い起こし、もう一軒の店に向かうのですが、どうやら迷子になってしまったようです。さ迷いながらも、ちょうどバス停に来たバスが盛岡駅行き。バスの乗り方が分からず、恥ずかしい思いをしながら、ようやく駅中の喫茶店に腰を落ち着けることができました。後は勝手知ったる帰り道と、一度、行っただけで偉そうなことが言える旅。今度は、菅原靴店さんが出店を計画している仙台に行くつもりです。その前に、ゴールデンウィーク明けの熊本行きがありました。どんな出会いがあるか、今から楽しみです。

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