【MONCLER】のポロシャツ談義

 テラスでの打ち合わせが、とても気持ちの良い季節です。昨日、モンクレールジャパンの丹羽氏が来店され、カシェートのテラスで一時間ほど、話をしました。お迎えをするにあたり、私も2年前に購入したデカロゴのポロシャツを着ました(現在、デカロゴは無くなり、ミーハーの私としては、とても残念です)。

 昨年、4月に伊モンクレール社と八木通商との合併でモンクレールジャパンが設立されました。その後、伊モンクレール社の意向で、600近くあった取扱い店舗も現在240店舗と、かなり厳しい審査の元、淘汰されたのです。メーカーやエージェンシー側の都合で、ブランドが無くったり、展開できなくなることは、過去、多々ありました。流行とは関係なく、ダウンなら【MONCLER】と決め、長年にわたり、大切に提案してきたブランドだけに取り扱えなくなることの不安はありました。が、モンクレールジャパンの方から、「グローリーガイさんは大丈夫」、と言われた時は、正直、ほっとしました。「岡崎」は大都市ではありませんし、シーズン毎の展示会での発注も決して多いとは言えません。ただ、モンクレール社の判断基準は、場所、量の問題ではなく、どんな売り場で、どのように売られているかということ。もう少し詳しく言えば、【MONCLER】の横に、どんなブランドが並んでいるのか、スーツ、ジャケットなど、品揃えのグレード感、さらに店舗面積などが、選考の決め手になるということでした。売れる売れないに拘らず、格のあるブランドの品揃えに、ここ数年を費やしてきただけに、努力が報われたような思いです。

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  昨年まで、2万円前後もした高価な【MONCLER】のポロシャツが、今年は、13000円そこそこに価格が下がったのは、なぜでしょうか?そんな疑問を、ぶつけてみました。「品質も工場も何も変わっていません。今までと、全く同じ物です。ただ、ジャパンを設立することで、価格の見直しを図り、この価格で十分、対応できると判断した結果です。」と丹羽氏の答えです。確かに、売り場でも、昨年に比べると、かなり売上げ枚数が増えており、この価格差は大きな要因となっています。そして、通常の鹿の子織りのポロシャツが、縦糸と横糸が同じなのに対して、【MONCLER】のポロシャツは、糸の太さを変えています。その結果、ガーゼのような軽い質感になっており、洗うほどに、より目が詰まって、程よいビンテージ感が出てきます。話を聞けば聞くほど、もう一枚欲しくなってくる【MONCLER】のポロシャツ。今年は、どれにしましょう。

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この2枚が気になります。ネイビー好きな私は、たぶん、また右の方を選んでしまいそうです。 

 
 

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