心の旅 沖縄最終日

 今回の沖縄の旅も最終日。美ら海水族館も行きたいのですが、帰りの飛行機の時間を考えて、首里城だけを見学することになりました。

 首里城は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された9つの文化遺産の一つです。14世紀後半から500年余にわたって琉球王国の政治や文化の中心地。首里城内は正殿、北殿、南殿及び御庭(ウナー)からなる区域や正殿背後に位置する王家の居住区,祭祀のための区域など整然と整備されています。琉球王国はここを拠点に中国や朝鮮、日本、東南アジアとの間で活発な交易をくりひろげたのです。

 最初に歓会門をくぐり、奉神門を抜けると、ここは紫禁城?と思わせるたたずまい。やはり中国との関わりが深かったのでしょうね。ただ南殿に入ると、いきなり和風になります。薩摩藩の役人達の接待所、日本風の儀式のために作られた建物です。王子達の控え室として使われていた鎖之間で琉球のお菓子とジャスミン茶を頂きながら、遠く、この地で栄えた琉球王国に思いをはせます。出口近くには土産物売り場あり、ここでシーサーを買おうと選んでいたのですが迷ってしまって。次回の沖縄、城めぐりの際に買うつもりです。

 首里城を後にして、私達はレンタカーを返して空港へ。一路、セントレアを目指します。

 沖縄のことを知れば知るほど、同じ日本として、また同じ日本人として、あまりにも無頓着だった気がします。沖縄には光の部分と影の部分があります。沖縄にはウチナーンチュとヤマトゥンチュという言葉があるように、沖縄の人から見れば本土との間に大きな溝があるのです。それは沖縄に対しての無知、理解の低さが原因のような気がします。

 今回の目的は仕事なのか遊びなのか、それとも両方なのか。最初に「なぜ、この時期、沖縄なんだろう?」と書きました。その答えは「自分探しの心の旅」だったのです。

 今回、ご同行していただいた望月さん、浅井さん、村岡さん。この方達によって、この答えが出せれたと思っております。熱き友情に感謝しています。そして、つたない文章の私のブログを読んでいただいている方々に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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