過去を楽しく振り返るのは結構なことですが、ずっと浸ったままではいけません。そろそろ、現在・未来に軸足を戻し、ご案内をしていかねばなりませんね。ところで、今朝のこと。いつも大体午前9時頃に家を出て出勤するのですが、TVから「パリは燃えているか」が流れています。暫く画面を見つめていると、やはり『映像の世紀』でした。これは、過去というより歴史なのですが、大好きな番組です。歴史上映像が残っているのは、当然映像が発明された20世紀のみ。そもそも20世紀とは、科学技術の劇的な進歩により、人類史上前例のない繁栄、残念ながら真逆の・前例のない規模の悲劇もあった、本当に凄まじい100年間だと思うのですが、その20世紀を各国のアーカイブ映像とともに振り返る番組です。それにしても、やはりこの番組の挿入歌は、「パリは燃えているか」でなくてはいけないと思います。

　すみません、余談が長くなりました。いつも洋服をご案内するときは、基本的にスタッフが着用してのご案内。そのせいか、カタログ風にご提案をしたことが新鮮だったのかもしれません。今日は、羽織り物が気分です。【DREW&CO./ドリューアンドコー】~羽織りで 重ね着して カタログ風に~ そんな風でお送りしてみることとしましょう。それでは、どうぞ。

　やっと本題です(汗)。羽織りで使えるニットを考えたとき、コンパクトなガウンは中々良い選択になるはず。個性もあって、着こなしの自由度も高そう。morganoのタートルネックの上にジャケット代わりに無造作に羽織れば、それだけで充分に雰囲気が出そうです。

MODEL：大柄ヘリンボーン編みニットガウンカーディガン
COLOR： ベージュ×グレイ

　こんな羽織り方、重ね方は如何でしょう。COPPERのカジュアルジャケットの上に、重ねました。釦の付かないガウンですが、そこはウエストのベルトを締めるだけでOK。無造作っぽい感じで、きっとこなれて見えるはずですので。インナーはCIRCOLO 1901のヘンリーネックです。

MODEL：大柄ヘリンボーン編みニットガウンカーディガン
COLOR：ネイビー×ネイビー

　これ、絶対にイイんです!!...なのは、こちら。コーデュロイ編みによる表情、金のメタル釦、ソフトな雰囲気に溢れるダブルブレスト...遊び心・洒落心の詰まった1着です。ジャケット的に着るも良し、カーディガン的に着るも良しですし。釦を開けて、さらりと羽織ることもお勧めしています。インナーはGiannettoのシャツ、morganoのニットを合わせています。

MODEL：コーデュロイ編みダブルニットジャケット
COLOR：ブラウン×グレイ

　こちらのシングルも、なかなかの色気を秘めております。morganoのメランジタートルネックの上に重ねましたが、セクシーです。テイラードのジャケットにはない力の抜き加減がニットジャケットの魅力、それでいて洒脱感も兼ね備えた1枚でしょう。

MODEL：コーデュロイ編みニットジャケット
COLOR：ネイビー

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