「これはスパイクではない、黄金のスリッパだ！」歴史の名言みたな台詞ですが、はたして誰の台詞でしょう。1950年代にイタリアの名門サッカーチーム・ユヴェントスで活躍したジョン・チャールズの一言です。ジョン・チャールズ、名前がまるでイタリア人ではありません。調べてみれば、やっぱりイギリス人。FWもDFもこなすオールラウンダーで、その巨体と生涯一度も警告を受けなかったことから、優しき巨人と呼ばれていたそうです。...一体、何の話題でしょう。

　黄金のスリッパ。イタリア語にすると、パントフォラ・ドーロ。そうです。【Pantofola d'Oro/パントフォラ ドーロ】のネーミングの由来は、そんなところにあるのです。1886年の創業以来、サッカースパイク畑における確かな経歴。そのノウハウを活かしてタウンシューズを展開する、実力派のスニーカーブランドです。

　先日の「SNEAKER FAIR」。【Pantofola d'Oro/パントフォラ ドーロ】のスニーカーを中心に、熱を入れてご案内しておりました。あまりに熱が入り過ぎたのか、否、あまりに素晴らしい1足があったので、1型買い取って、そのままお店に置くこととなりました。そのモデルとは......、

　こちらの「SM51」シリーズ。カーフレザーを用いた、プレーンスニーカー。とってもシンプルなデザインですが、とっても履きやすい、大人が唸るレザースニーカーです。

　やや肉厚なカーフレザー。新品を手に取った感覚では、やや硬そうに思えますが、履くとすぐに自分の足の形に馴染んできます。実は、あまりに気に入ったので、イベントで購入したモデルでもあるのです。ですので、実体験で語っております。

　踵部分に、さり気ないブランド名のプリント。それ以外は、本当にシンプルなデザインです。いわゆる、真っ白もしくは真っ黒スニーカーの2色をご用意しております。

　購入の決め手は、足を包み込むような「履きやすさ」でした。「これは黄金のスリッパだ！」とは言いませんでしたが、「これむちゃくちゃ履きやすい」とは唸りました。その要因と思われるのが、狭めの履き口と、土踏まず部分の立体的な作り。踵のホールドに優れ、足が靴の中で動きにくくなっています。購入後即、東京出張に履いて行きましたが、1日履いていても全然疲れませんでした。

MODEL：「TENDENZA SM51」カーフレザープレーンスニーカー
SIZE： 39 ・ 40 ・ 41 ・42
COLOR：ホワイト ・ ブラック
MATERIAL：カーフレザー
PRICE：￥40,000（本体価格）＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　従来から取り扱っている「PG64」に、

　「PG72」です。このクラシックシリーズの2型も、同様の履きやすさです。真っ白スニーカーや大人なリッチスニーカーをお探しだった方、是非併せてご注目ください。　

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