2016.09.29
なかなか下がらない気温。暦は10月を迎えようとしているのにも関わらず...です。からっとした秋晴れの日が本当に少なく、天気予報によれば今週もぐずついた天気が続きそう。秋冬物を全開でご案内しているのにも関わず...です。ただ、相手は自然現象。愚痴ばかり言っていても仕方ありません。
ところで、我々が提案をしている洋服は、春夏・秋冬、この大きな括りが一般的。ですが、いつも商品を見ていて思うのは、「春秋」そんな括りがあっても良いのでは...ということ。春もしくは秋の、季節の変わり目というか、気温の安定しない時期に大活躍し、尚かつ、例えば冬はインナーで利用可能...今週の気温を見て、そんなアイテムに焦点を当てたくなったのです。
そんな気分で店内を物色していると、目に飛び込んで来たのがパーカー。秋から春まで、長い期間お付き合いが出来る頼もしいアイテムです。
早速コーディネートしたのは、TATRASのパーカーブルゾン。夏物はもう気分じゃないし、でも秋物もまだ暑そうだし...今の時分にピッタリ。前衛的なデザインが、ありきたりなパーカーとは一線を画した1枚です。
インにはCIRCOLO 1901のタートルネックカットソー、パンツはCare labelの洗いがかかったブラックデニム、足下はdiadora HERITAGEのスニーカーを。ベルトにはD'AMICO、ブレスレットとリングはM.Cohen(未公開)を合わせました。
「春秋」という括りでは、こちらもプッシュしておきたい、前述のCIRCOLO 1901のタートル・カットソー。定番のヘンリーネック人気は相変わらずですが、マガジーノのスタッフ2人のお勧めは実はこちらの方だったりして...。ニットのタートルネックが投入できない期間の穴を、きっちり埋めてくれる筈です。
もう1パターンは、凹凸感が強めに打ち出された、Seagreenのワッフル織りパーカー。こちらも一捻りある表情です。季節感が顕著に表現されたアイテムも魅力ですが、今日フィーチャーしたいのは、あまり季節感を感じさせないアイテムも同じく魅力的...ということなのでした。
インにはGiannettoのシャンブレーシャツ、パンツはSOLIDOの鹿の子編み風ジャージーパンツを。どちらも長い期間使いやすいものを意識的にチョイス。その他スニーカーはWally Walker、ブレスレットはCHAN LUU(未公開)、バッグはGENTIL BANDITです。
このパーカーの良い点は、インナー使いでも埋没せず、存在感を示してくれるところ。冬のワードローブでも埋もれることなく、春までの長〜い期間、活躍してくれるでしょう。コートはeleventyを着用しています。
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