"上を向いて歩こう"は、坂本九さんの歌。急にこの歌が頭を過ったのは、東京での仕事を終えての帰り道。新幹線を降り、在来線の電車を待つ間、殆どの人が下を向いて歩いているのに驚き、もっと上を向いて歩こうよなんて、ついつい呟いていました。本来なら前を見て歩くはずの人間の視線を下に落としている原因は、携帯電話。周囲のことが見えず、その結果、人に対して無関心になっているといえそうです。もっとも怖いのが自分に無関心になること。幸い、我々服好きは、着るものに関心をもつことで周りを意識し、T(時).P(場所)・O(場合)にも気を使います。いつも元気で優しく、そして若々しくいられるのも、そのおかげと断言してもよいのかもしれません。一昨日の夜、前をしっかり見据えておられる同じ仲間から、素敵な贈り物と幸せな時間を頂きました。"前を見て歩こう"は、大切なことですね。

　昨日、タカイから案内させていただいた、明日、「金曜日から始まる3つの驚き」と題したグローリーガイ、マガジーノ、そしてレディース店カシェートの3店舗同時のお祭り騒ぎ。本日は、その中のイベント、【TAGLIATORE/タリアトーレ】の秋冬受注会から、ピックアップしてご紹介いたします。

　間違えないでくださいね。来春夏のコレクションです。オフ、ベージュ、ブラウン、ネイビー、そしてブラックの基本色に挿し色となっているのは、タンブラウン、オレンジ、そしてワインレッドです。このトレンドカラーは、この秋冬にも現れていますので、参考までにご覧ください。

　秋冬のコレクションの中で、最もセレクトに時間を要したのが、こちらです。アルパカ・ウール・ナイロンの質感あるウインドウペン柄ジャケットは、グリーンとネイビーベース。どちらか一色にするか、或いはシングル、ダブルで一色ずつにするか...悩んだ末に出した結論は、両方ともシングルでした。

　グリーンベースにベージュのウインドウペンは、新鮮です。温かみのあるコーディネートをする為に迷わず選んだのは、ブラックのタートル(私物)とタンブラウンのパンツ(PT01)でした。

　ネイビーベースにベージュのウインドウペンは、デニムシャツ(Finamore)にブラウンのパンツ(PT01)を合わせ、敢えてスウェードのスリッポンではなく、スムースの紐靴(Paraboot)で全体を引き締めてみました。

　深みのある色合いが、奥行きのある表情を作り出しています。アルパカ・ウールのしなやかで贅沢な肌触りが、優しく包み込んでくれるはずです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着ております。

MODEL：「MONTECARLO」 アルパカ・ウール ウインドウペン柄ジャケット
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48 ・ 50
COLOR：グリーン ・ ネイビー
MATERIAL：アルパカ58%　ウール27％　ナイロン15％
PRICE：￥120,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　MORE SALEとタイミングを同じくして、毎シーズン恒例となりました「TAGLIATOREの受注&即売会」を開催致します。'16-'17秋冬でGLORY GUYがオーダーしているものの中から、現在入荷してきているスーツ・ジャケット・コートの販売と、今後入荷予定のものに関しては、生地サンプルをご案内をさせて頂きまして、先行オーダーを受け付けます。

　なお、ご購入もしくは、オーダーを頂いた方には、TAGLIATOTRE特注のガーメントケースを差し上げます。非売品で、日本に出回っているものは極々僅かな代物。GLORY GUYのために用意して頂いたスペシャルな特典です。この機会に、是非ご来店ご利用下さいませ。

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