冬の寒さがピークになる2月。「春とは名ばかりで...」なんて言葉をよく使いますが、旧暦では新しい年の幕開け。そして、季節は少しずつ春に向かい始めます。「新春、あけましておめでとうございます」なんていうと、何を言っているの？なんて首を傾げられます。でも昔の日本なら、この時期がお正月だったんですね。中国では、今でも旧暦を採用。今年の春節は、2月8日で、今頃は正月を迎えるための準備で大わらわでしょう。その余波は、日本にまで届きます。多くの訪日客が見込まれるせいか、ホテルは満杯。おかげで定宿にしているホテルも来週は値上がりです。

　先日のブログで、旧暦思考宣言たるものを公表してしまった私。何か新春にふさわしいイベントをと考えた結果、一部の春物をお値打ちにご提案することにしました。まずは、レザーのブルゾンとコート。本日より、2月18日までの期間限定で開催しますので、ぜひご活用ください。

　さて、本日のご案内です。

　不意をつかれた形での出会い「De Petrillo/デ ペトリロ」。あるネクタイブランドのエージェントさんから、「ちょっと見てもらいたい服があるんですが」の声かけ。もう予算は無いよと思いながらも、好奇心旺盛な性格は、どうしようもありません。見るだけだよ～なんて、日本人の悪い癖を出しながら、聞いたことのない名前のジャケットやスーツを見ているうちに、いつの間にか羽織っている自分が。その後の行動は、親に叱られるのを覚悟で、大切なことを決めてしまった子供のような心境。既に殆どのオーダーは終わり、全く予算は無かったはずなのに...。

　Benedetto De Petrillo が、2006年にナポリのフラッタマジョーレに設立した新鋭ファクトリーブランドです。同氏はナポリの老舗サルト、アントニオ・ピニョッラで職人として従事し、その後新しい自分自身の理想を求め、独自のブランドを立ち上げました。 パターンから丸縫いまでこなせる彼は、ナポリの様々な下請け工房で試作を重ねましたが納得がいかず、やがて自分自身の工房を設立し、 2010A/W がファーストコレクションになります。

　心配には及びません。入荷してきて、羽織ってみて、大満足。これなら、誰も文句は言わないはずです。コンパクトな肩幅とアームホールが特徴ですが、同時に抜群な着やすさもアントニオ・ピニョッラ出身の彼ならではで、サルトで培ったテーラリングの技術をうまく既製服の世界に落とし込んでいます。

　アンコン仕立てのモデル「Anacapri」のスーツ。選んだ素材はリネン・コットン。しなやかで光沢のある生地です。そして、なんといっても魅力なのは、カラー。深みのあるグレイッシュなグリーンです。

　セットアップとして、単体のジャケットとして、自由自在な着まわしを楽しんでいただけます。タイドアップすれば、さらにエレガントです。

　春夏には欠かせないカラーのネイビー。自然な光沢のある、上品な青。爽やかで、色気あるスーツです。

　そして、確実に暑くなる夏。暑いからと言って、疎かにはできません。ビジネスシーンにおいて、清潔感と知的さは不可欠です。自分だけのためではなく、周りの人をも心地よくさせる服装は、最も快適なスタイルと言えるでしょう。

　モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。

MODEL：「Anacapri」 リネン・コットンスーツ
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48
COLOR：グリーン ・ ネイビー
MATERIAL：リネン63％　コットン37％
PRICE：￥123.000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
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