2015.12.07
スーツがトレンドというのは少々おかしな話ですが、スーツを着たい気分なのは確か。今、スタッフの間でも、スーツ着用率が急上昇中です。
一時、クールビズの影響もあってか、ビジネススタイルのカジュアル化が進み、スーツよりもジャケパンスタイルを選ぶ方が圧倒的でしたが、ぐるぐる巡るトレンドの波は、ジャケパンからスーツに潮目を変えたのでしょう...か? Men's EXを読み返してみれば、9〜11月号の見出し全てに"スーツ"という文字。ビジネスからカジュアルまで、スーツへの注目度の高さを感じさせます。
さて本日は、"スーツを着たい気分=ネクタイをしたい気分"というこじつけで、【AD56/アーディーチンクアンタセイ】のネクタイをご紹介します。今日は、'16秋冬のプレコレクション展示会でスグルは出張のため、タカイがご案内です。
Asnagh家のAとDaniel社のD、1956年に創業されたことから名付けられた【AD56/アーディーチンクアンタセイ】。イタリア軍隊のためのネクタイ製造から始まり、今では世界中の有名ブランドの商品を製造しています。
その技術力の高さを象徴するのが、クアトロピエゲ(4つ折り)のジャカードタイ。イタリア語でクアトロは「4」、ピエゲは「折る」を意味し、その名の通り、生地を4つ折りにして仕上げたネクタイのこと。裏側を開くと、4つに折られた生地が折り重なっています。
自前のTAGLIATOREのスーツにコーディネート。柔らかな膨らみと、しなやかなドレープ感は、まるでスカーフを巻いているかのようにエレガントです。
そして、クラシックなネクタイに見られる、大剣幅8.5㎝のボトルシェイプ型も、【AD56/アーディーチンクアンタセイ】の特徴。ワインボトルの様に胴部分が膨らみ、上部の口部分にかけて細くなる形で、つまり、口部分にあたるノット(結び目)は小さくまとまり、胴部分には大きなボリュームが出る形です。
ウールシルクの柔らかくもコシのある生地は結び目の収まりもよく、まさに、クアトロピエゲ×ボトルシェイプ×ウールシルク=極上ネクタイの黄金律なのです。
小紋柄はチャコールグレイとボルドーで、ペイズリー柄はグレイとブラウン、そして、チェック柄はダークネイビー×ワインレッドとブラウン×サックスブルーをご用意です。
組み合わせたシャツは、全てMario Muscariello。コーディネートしたスーツはTAGLIATORE、シャツはBORBANICAです。
MODEL:シルクウールジャカードタイ
SIZE:全長...145㎝・大剣幅...8.5㎝
COLOR:チャコールグレイ小紋柄・ボルドー小紋柄・グレイ×サックスペイズリー柄・ブラウン×サックスペイズリー柄・ダークネイビー×ワインレッドチェック柄・ブラウン×サックスブルーチェック柄
MATERIAL:チャコールグレイ小紋柄・ボルドー小紋柄...シルク63%・ウール37% グレイ×サックスペイズリー柄・ブラウン×サックスペイズリー柄・ダークネイビー×ボルドーチェック柄・ブラウン×サックスブルーチェック柄...シルク76%・ウール24%
PRICE:¥16,000
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ニットタイもご用意しています。春夏のイメージが強いニットタイですが、勿論、秋冬用でのご用意です。
秋冬用のニットタイは、春夏用と同じシルク100%の生地を使用していますが、生地の厚み重みが異なります。また、色には深みを与え、重厚感を持たせています。華奢なナロータイプではなく、秋冬のジャケットやニットの生地に埋もれず、存在感を出してくれるものを選びたいです。
無地はネイビーとグリーンの2色、ボーダー柄は、ブラックベースにグレイとオフホワイトのボーダーと、オリーブをベースにパープルとオフホワイトボーダーの2種類をご用意しました。
コーディネートしたのは、LARDINIのコーデュロイスーツ、シャツはBORBANICAです。
MODEL:シルクニットタイ
SIZE:全長...145㎝・大剣幅...6.5㎝
COLOR:ネイビー無地・グリーン無地・ブラック×グレイ×オフホワイトボーダー・オリーブ×パープル×オフホワイトボーダー
MATERIAL:シルク100%
PRICE:¥14,000
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。