八ヶ岳をイメージして、新たに生まれたCachette/カシェート。ウッドデッキの木の温もりや可憐に咲く花々の香り、そして優しげなエントランスに吹きそそぐ心地よい秋の風。そんな穢れのない清らかな空間の中、乱入したのは、"オトコのフラ"に参加した男たち。

　グローリーガイのスグルです。昨夜のスタジオの模様をご報告させていただきます。暫くの間、ご辛抱ください。

　金曜日の19時半より21時まで、スタジオでは"オトコのフラ"ハウラ(教室)が開催。この日、参加したのは私を含め、５人の男たち。殆どが私の飲み仲間です。MEN'S EX「お洒落道場」で免許皆伝となったK氏、国内、海外出張から慰安旅行まで、全ての旅の世話をしてくれているT氏、薬のことなら何でもござれのI氏、そしてグローリーガイからは番頭のナグラさんです。

　軽いストレッチの後、ステップの練習です。誰もがフラを体験するのは初めてですが、番頭のナグラサン(中央の白シャツ姿)だけは妙にリズミカル。業務を終えての途中乱入なのに、ステップの基本を教えてもらっていないのに...、なぜかリズミカル。腰のフリが全く違います。というのも、彼は１０年ほど前にサルサに夢中。ラテンの乗りですが、同じ音楽に合わせての踊りだけに、ここぞとばかりに軽快にステツプを踏んでおられました。先生の瀬尾さんもびっくりです。

　少し"フラ"について、ご説明を。フラとはハワイの伝統的な歌舞音曲。フラという言葉には、ダンス、演奏、詠歌、歌唱の全てが含まれます。フラ(hula)はハワイ語で「ダンス・踊る」を意味します。よくフラダンスと言いますが、それでは「ダンスダンス」になってしまいます。

　簡単にフラのことをご説明するならば、フラは文字の代わりということでしょうか。宗教的な儀式としての意味合いも多く、文字がなかった時代に言葉では伝えきれないものを踊りで表現したもの。コミュニケーションの手段として発展していったのでしょうね。海、山、花、大地、空を表現し、神々に感謝し、愛を込めて捧げる美しい踊りが、フラ（hula)なんです。

　と、実は昨夜、瀬尾先生から教えてもらったことです。意味を知って、踊るとステップが優しくなるから、不思議です。

　現在、カシェートスタジオで行われている教室です。ぜひ、時間を作って参加してみてください。自然に幸せな気分になっていくのが分かるはずです。